フランスワインの過去・現在・未来 その3
前回からのつづきです。
フランスワインの過去・現在・未来 その3
2010年 ~2014年~未来
◆ フィネスからビュバビリテ(飲みやすさ)調和の時代へ
自然派ワイン・ビストロの急増と繁栄。もはや自然派を無視できません。
ミシュラン星付きレストラン、世界ランキング・レストランにも自然派ワインが導入。
自然派組織の細分化現象。地方別組織や醸造別組織など。
肩書きや知名度でワインを選ぶのではなく、“味”で選ぶ時代といっていいで
しょう。ようやく自然派ワインが表舞台へ本格進出です!
それと同時に、自然派と名乗れば“売れる”とばかりに、自然派のまがい物、
不味い自然派ワインも多くなり、混乱してきています。
90年代から近年にかけて、食事もバターや生クリームの多い濃いものから、
健康志向もあいまって、ナチュラル食になっていきました。
それに従ってワインも90年代の濃いタイプから、上品なものへと時代に応じて
変わっていきました。
〈b〉流行の味があるんですよね♪〈/b〉
そして最近のトレンドは、調和の取れた“飲みやすさ”です。
濃さとか、上品とかを超越した“調和”です。
昨年5月のフランス訪問時も、ワインのスタイルが変わりつつある事を実感しました。
果実味豊かで、軽やかで飲みやすい、グイグイいけるタイプです。
かつてのおじいさんの時代のワイン。
フランス人が昼からワインを引っ掛けていた時代ですよね。
そんな気楽にグイグイいけて、地球に優しく、大儲けなど全く頭になく、
地域の人たちと寄り添い、助け合いながら楽しく暮らす。贅沢は望まず、足るを知る。
そんな生き方を、新規就農のワイナリーから伺えました。
とても人間らしい、とても幸せな生き方だなぁと感じました。
確かにワイナリーの生活は厳しい。でも、笑って暮らせる。
そんな彼らが造るワインが、今後の日本でもトレンドになることでしょう!!
【日本】酒の消費低迷に伴い倒産、杜氏の高齢化など、日本酒を取り巻く環境は
非常に厳しい。そんな中、80歳の杜氏の後を継ぐ30代の杜氏。
蔵元自ら杜氏として、またさらに米作りまでやってしまう。
協会酵母から蔵付き、淡麗から芳醇な味わいへと…など。
今日本酒も非常に面白くなってきています♪
ワインも日本酒も、環境に優しく造られ、飲んで美味しい“ほんもの”求められる時代です。有名無名に関わらず、飲んで美味しい、楽しいお酒がいいですよね。