フランスワイナリー訪問記②
ペノさんへ5月29日
ミュスカデ地区を世界一の白ワインに!ペノさんと葡萄の夢
フランス1日目の朝7時半、フランスの新幹線TGVで、ナントに向かって出発です。
2時間半ちょっとでナントに到着。
駅でレンタカーを借りて、いよいよワイナリー訪問が
本格的にスタートです。
訪問1件目は、我らがペノさんです
ワイン造りしか頭になく、ここまで純粋にワインを愛せる造り手が他にいるだろうか!? と思うほど彼のワインへの愛情は並々ならぬものがありますね。それがゆえに、一度倒産してしまったあの蔵です。倒産中、畑も蔵も差し押さえられている中、「どうしても畑仕事をさせて欲しい。畑の仕事をしないということは、牛飼いが牛にえさをあげないのと同じことだ」 と役人を説得して楽しそうに畑仕事を語っていた時の彼の姿が忘れられません。彼のワインには不思議な力が宿っているようで、「ペノさんのワインを飲んで初めて白ワインが好きになった」 とか、「もうこの白しか飲まない!」 なんて方も一人や二人じゃないんですよね。
私たちが訪問した日から急に気温が上がりこんな北の産地なのに、気温がなんと 28℃。5月末とは思えない暑さです。本当は今日に瓶詰めをする予定でしたが、急に気温が上がって再発酵してしまい、オリが舞ったので中止にしたそうです。やっぱり ワインって本当に生きているんですね。
さて、畑ですが、ここは砂より細かいシスト土壌。水晶の原石です。
この土壌は、ワインに爽やかなミネラル感を与え、ふかふかの土はまさに微生物の宝庫。そして何より、ブドウの樹の樹齢の古さが特徴的です。50年、70年、中には100年近い古樹もあります。さらに収量の低さ。もう収穫が終わったのかと思うほど、厳しい剪定をしています。「この地域のワインは酸っぱいだけだ!」 と言われてきましたが、ペノさんはそれを 「世界一旨い白ワイン」 を目指して、ひとつひとつ丁寧に作業し、失敗を恐れず、試行錯誤の結果、彼にしか造れない素晴らしいワインが誕生しました。今では、パリの自然派ビストロでは欠かせない存在です。和食との相性もバッチリ。
9月13日ペノさんのワインを日本中いや世界中で飲もう! という会をしましたが、
これほど心地よくみんながひとつになれて、美味しくて温かいワインは、他に存在しないねって、感動のひと時でした。ぜひ一度飲んでみて欲しいワインです。