CATEGORY 造り手訪問
いざ、木次乳業へ(1日目)
「自然に逆らわない生産」
木次乳業と言えば、創設者である佐藤忠吉さんが「自然に逆らわない生産」を目指し、農水省と交渉の末、日本ではじめてブラウンスイス牛を導入し中山間地での
酪農を実現させたことや、さらに、牛乳の本来の風味、栄養価を損なわない
低温殺菌牛乳を1975年、これも日本で初めて商品化したことでも有名です。
そんな木次乳業に私が初めて訪れたのは、今から15年ほど前。
当時の私は20代前半でした。見ること聞くことすべてが新鮮で楽しくてそして感動的で、
「この道の先にしか未来はない!」と思い、それからずっとファンで、
当店でも商品を扱わせて頂いています。
そしてこの度、有機農業や食を考える方々と一緒に訪問する機会を頂きました。
ここは、木次乳業を中心に、パン屋、カフェ、ワイナリー、豆腐屋、どぶろく舎、
有機の八百屋があり、また「次世代に残したい」という思いで、
ダムに沈む予定だった古民家を支援し宿泊施設としています。
これら全体を「食の杜」とよび、自給、自立、共生をしながら、
ゆるい共同体が出来ています。
「地方は活性化なんかしなくていい、いいことは仲間内でささやかにしながら、
ゆったりと暮らしていくんだ」という忠吉さんの言葉が印象的でした。
一通り自己紹介が終わって、お待ちかねの夕食です。
地元のお母さん方が、畑でとれた野菜を使っての手作料理がずらりと並びました。
味噌汁の味噌から手作りですよ。
もちろん食の杜のどぶろくやワインも頂きながら、大いに盛り上がりました。
みなさん色々な経緯で来られていますが、根っこは同じというか、
共通するものがあるといのは、自然と馴染むものですね。