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フランス ワイナリー訪問

熊本からの新茶の便りも届き、いよいよ夏が近づいてきました。
今年は、5月ですでに30℃を超す真夏日があり、
本当の夏が来たらどうなるの…と、ちょっと恐ろしい気もしています。
今から、熱中症にお気を付け下さいね。

フランス ワイナリー訪問


今回は、ドイツとの国境に位置するアルザス、今注目の産地ジュラ、
言わずと知れた銘醸地のブルゴーニュ、
ヌーボのラフォレさんでおなじみのボージョレ地区、
そこを南に下ってアルデッシュ地方(コート・デュ・ローヌの南)、
そして美しい山がそびえるプロヴァンスと、
5日間で6地域、9蔵を訪問してきました。
蔵から蔵へ平均して200㎞ほどありますので、止まっている時間より、
移動している時間の方が多い感じではありますが(笑)。
それでも、初訪問が4蔵あって非常に刺激的な訪問となりました。


アルデッシュ地方で、グレゴリーの蔵に入ると小柄で色白の日本人女性が、
背の高い細身のフランス人男性とテイスティングをしていました。
こんな所に日本人!? と思って話を聞いてみると、
神戸の方で、結婚する予定で先週こちらに来たばかりとの事。
ちょっとホームシックな様子で、
「見てください、ココ、何にもないんですよ! こんなところに住めますか!? 
同居だし、その上、村中の人が知り合いなんですよ。どう思います!?」と、   
連発していました。
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まぁ確かに何もない…ですけどね(苦笑)。
彼の友達がワイナリーに手伝いに来ているらしく、たまたま訪ねたとか。
こんなところまで、日本からわざわざワインを見に来るのかと、
彼女もビックリしていました。


この蔵主であるグレゴリーは、シャンパーニュ出身の元洞窟探検家。
探検に来たこの土地の洞窟の中で、自然派ワインの造り手ジェロームと偶然出会い、
ワインの世界に魅了され、全てを捨ててワインの世界に飛び込んだ人なのです。
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まぁ、人生色々ですね~。私もこれからどんな出会いがあるか、
楽しみにしておきます(笑)。
また、報告会もしますので、ぜひご参加くださいね。
【坂東武子】