第4回 オーガニック映画祭 詳細~上映作品~
10:10 ニコチンまみれのミツバチ
2009年/アメリカ/53分/英語/日本語字幕 /
監督 ケビン・ハンセン/製作 ピエール・テレプロダクション
私たちの食は、ミツバチが支えている。
だが近年、ミツバチの大量死が日本をはじめ世界各国で起きている。
その原因を病気やウイルス、電磁波などに求めたが最後に残ったのが農薬だった。
ここでは、ヨーロッパ、アメリカなどの養蜂家を訪ね、現場から検証する。
11:10 海と森と里と ~つながりの中に生きる~
2010年/日本/35分/製作 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
生き物の生命は、自然の巧みな循環に支えられている。
更新を繰り返す森、微生物が分解した栄養分を運ぶ川、その水が育む稲や汽水域の
プランクトン、プランクトンを食物連鎖の底辺として命をつなぐ魚や貝――。
生産性と効率を追い求める「開発」が、いかにその循環を断ち切り、海や森、
里や川を変えてきたのかを追い、自然の循環の中に、
人間の営みを位置づける方法を考える。
ランチタイム ~お弁当販売あります! ※ご予約頂けると確実です♪
12:50 キング・コーン ~世界を作る魔法の一粒~
2007年/アメリカ/90分/出演・共同制作:イアン・チーニー、カート・エリス/
監督・製作:アーロン・ウルフ
すべての「食」はコーンに続く……アメリカ人の体はコーンでできている。
二人の青年が、アメリカ人が口にするほとんどの食品に含まれているという
コーンの実態に迫る農業ドキュメンタリー。
まず二人はコーンの一大産地アイオワで畑を借りてコーン生産を体験。
そしてコーンの行方を追う。モノカルチャー、大規模農業、大規模畜産業、
肥満、バイオエタノールなど、アメリカが抱えている問題が、
コーンを通してあぶり出されていく。
14:30 講演 佐久間智子さん
『日本の低い食料自給率が世界にもたらす影響とは・・・。
10年先の世界の食糧事情』
15:40 福島 六ヶ所 未来への伝言
2013年/日本/105分/監督 島田惠/製作 六ヶ所村みらい映画プロジェクト
12年間六ヶ所村に移り住み、写真を通して核燃基地建設に反対する人びとの姿や
暮らしを世に伝えてきた島田惠さん。今度は映像を通して問いかける。
「あなたは未来に対して、いのちのバトンをわたしますか?
それとも、放射能という負の遺産をわたしますか?」