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日本の限界集落を食い止めたい

日本の限界集落を食い止めたい

 
そんな想いで会社を興した、高田社長。
どんな取り組みをされているのか、とても興味があって、先日お話を伺いました。


もともと園芸畑の技術者で、世界各地の種や苗を扱い、現地に赴いたり、
デパートで花の営業したりと、その経験は多岐にわたっておられました。


そして平成8年、脱サラし、故郷である京都亀岡に、篠(しの)ファームを設立。
“まだ誰もしたことのない事がしたい”と、
珍しくて、美味しくて、安心良質な野菜作りへの取り組みが始まりました。

京都には限界集落とよばれる、過疎の村が140もあるそうで、


「もうこれ以上増やさせない! お年寄りが元気で働いてかつ、きちんと収入がある
という事を示せば、おのずと若い人も戻ってくるはずだ。」


そう考え、限界集落の高齢者に野菜の栽培委託をし、生産計画から販売まで
一貫して行うことで、地域ブランドを作りあげています。


例えば、「グリーンゼブラ」 と名付けた緑色のトマトや、
赤紫色の丸なすには 「京ぼんぼり」 とネーミングにもこだわります。
また、白い人参を育てて、金時人参とセットで紅白人参として提案するなど、
販売方法もユニークです。
こうして委託した野菜は、大きさ、形にかかわらずその全量をすべて買い取る
という素晴らしいスタイルです。


中でも今最も力を入れているのが、ハバネロとその加工品です。
ハバネロは、世界一辛い唐辛子として有名ですね。
それを日本で初めて15年も前に栽培を始めたそうです。
“タバスコに代わる無添加で国産材料の旨辛ソースを!” と研究に研究を重ね、
ついに2年前に「篠ソース」を発売しました。
お話のあと試食させて頂いたんですが、これがハマルんですよ。
試食の時は、焼きそば、豚汁、ポテトチップスなどにかけて、またマヨネーズに混ぜてなど、
1滴たらすだけで辛いだけでなく、味に深みが出て
ちょっと病みつきになりそうです(笑)。


 こんなご縁で、当店でも取扱させて頂くことになりました。
“病みつき注意!”ですが、ぜひ一度お試しくださいね。


あっ、今回は何だか宣伝になってしまってすみません。
でも、おいしい&元気な日本の農業のためにも、よろしくお願いします。                            【坂東武子】

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