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大雪渓酒造にて

毎日暑い日が続いていますが、皆様元気でお過ごしでしょうか?
寒いより、暑い方が好きな私ですが、昼間はさすがにちょっとクラッとしますね(汗)。
皆さまもどうぞお気をつけくださいね。

長野県 大雪渓蔵に行ってきました


大雪渓さんは、以前に泊まり込みで造りの勉強をさせて頂いたり、
また今年の5月のフランスワイナリー訪問に薄井社長も同行されたりと、
大変お世話になっている蔵元さんです。
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なぜ、薄井社長がフランスへ行くことになったか…ですが、
フランスではワインの消費量が減り、ドイツではビールの消費量が減り、
そして日本では日本酒の消費量が減っています。
それぞれの国の国酒に元気がなくなって来ている中で、
フランスの造り手は何を思い、どうやって国酒であるワインを盛り上げようとしているのかを、ぜひ見てみたいとのことでした。
遥々、日本から経費をかけてフランスまで行く私たちを見て、
”なぜそこまでして? どんな魅力があるのか?”
自分の目で確かめてみたいとの事でした。

バスでのおよそ3000キロのハードな旅は、さすがの薄井社長も途中で2度ほど
ギブアップされましたが、彼らの真剣な仕事ぶり、深く熱い想いに触れられ、
“結局本物しか生き残れない”ということ、
そして“信念を持って正直にいいものを造る努力を惜しまなければ、
いつか、必ず道は開ける!”ということを改めて感じられたようでした。

そして、親から子へ受け継がれていく姿も大雪渓蔵とも重なったようでした。
大雪渓も次女の恵梨カさんが後を継がれ、杜氏は3年前におやじさんから、
私と同じ年の若い!? 長瀬杜氏に代替わりをしました。
初仕込みの酒から、全国新酒鑑評会で金賞に輝くなど、
大雪渓の次世代も盛り上がっていますよ。
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国内外、有名無名に関わらず、“心から良いものを造りたい!”
そう思って造る人、造られたモノが私は大好きです。
厳しい道ではありますが、応援し続けたいと思っていますので、
皆様もどうぞよろしくお願いいたします。

あっ、なぜ大雪渓に行ったかと言いますと、毎年恒例になりました
「初呑み切り」の選定の為でした。
あら、肝心なお話が…。
お酒については別紙にて詳しくご案内いしますね(苦笑)。

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