涼しい秋風に変わり、日暮れも早くなるので、秋はちょっと寂しい気分になります。
でも、ワインや日本酒、栗やさんまなど、美味しいものが沢山出回る季節なので、
それで秋の夜長を楽しむことにしましょう♪

芸術の秋

　
定休日の火曜日、京都へ粒彩画を見に行きました。
ちょうどシルバーウィーク中とあって、京都はたいへんな人の山！
鴨川にもずらりと人が並び、橋を渡るにも牛歩状態。カフェや雑貨屋には、
店の外まで長い列ができていました。祝日に出かけることは、
ほとんどありせんので久々の賑わいに圧倒されました。
今回のギャラリーは、河原町の老舗の漬物屋「西利」。
漬物屋の奥に進むとエレベーターがあって、4階に上がるとそこがギャラリーです。
着くと作家の椿Akoさんが迎えてくれました。

見せてもらったのは「粒彩の風景画」です。“粒彩”というのは、色の付いた砂で描きます。水彩でもなく、油絵でもなく、カラーサンドが絵の具の代わりです。

点画に近い感覚でしょうか？　27色のカラーサンドをキャンバスに重ねていきます。
砂なので、絵の具のように色が溶け合って
混ざることがないので、元の鮮明な色が調和と主張の良いバランスで、
他の画材では出せない独特の質感と、鮮やかさがあります。
イメージつきますでしょうか？
なかなか言葉で説明するのは難しいですね（汗）。
当店にも作品を飾らせて頂いていますので、ぜひご覧くださいね。
これが砂で描けるの？？ と不思議な感じです。
名画でも、仏画でも、風景画でも何でも描けるんですよ。

10月の終わり頃に、住吉区役所でバイオリンを聴きながらの
作品展とトークショーがあるそうです。
”あれ？そこにワインもいるんじゃないのー？！”とアピールしておきましたので、
もしかして…です（笑）。
ワインはともかく、素敵な作品ですので、お近くの方はぜひお越しくださいませ。
※椿さんは、住吉大社の近くに住むご近所さんで、とても気さくな方ですが、
実は、数々の賞を受賞され、国内外で活躍されている凄い方なのです。[坂東武子]