CATEGORY 造り手訪問
ワイナリー訪問。シャトー・ラズ・カマン
ボルドー2軒目のワイナリー、シャトー・ラズ・カマン
数年前の訪問では、元ラガーマンのお父さんが出迎えてくれましたが、
今回はその息子さん
7代目の兄カール(左)さんと、弟ラファエル(右)
さんが迎えてくれました。
今回の訪問は、世代交代をされつつある蔵が多く、時の流れを感じます。
到着して、初めに目に飛び込んだのが、コウノトリです。
ここの畑には餌を求めてコウノトリがやってくるのです。
↑の写真の奥ですが、見えますか??
かつては日本にもたくさん居ましたが、1971年に最後の一羽が死んでしまい、
日本から野生のコウノトリは絶滅してしまいました。
2005年に兵庫県にソ連からコウノトリを贈られ、田畑を有機栽培に転換したことで野生復帰を実現させました。
コウノトリは、完全肉食で、ミミズやカエルなどを餌にします。
農薬を撒いて、小動物がいなくなると、コウノトリも生きていけない。
そんな訳で、コウノトリが畑に居るというのは、畑が健全である何よりの証拠です!
そして、葉っぱには、大量のエスカルゴ(カタツムリ)!
これは、ブドウの葉っぱを食べてしまうので困ったヤツです。
今年は、異常発生し、取っても、取っても追いつかずヘトヘトだと仰っていました。
その後、醸造所で樽の違いをティスティングしたり、今年の出来を見て、
さぁ、ランチです。
その時に出てきたのが、このロゼ。あれ? ロゼ作っていたかな?
と思ったら、実はこのロゼは自家用で出荷していないとか。
飲んでみると何とフレッシュで美味しいこと。しかも、リーズナブル!!
ぜひ、お客様にも紹介したいとお願いして、出してもらえることに!
やっぱり来たかいがありました(喜)。
皆さまお楽しみに~!
★★現地情報たっぷりの ワインス教室10月開講! 詳しくは、別紙にて。