店直輸入ワインと自然食品の店 ばんどう酒店

VIN SANTÉ

造り手の想いを伝えたい

INFORMATION / インフォメーション

information= ■2016年4月から初心者のためのワインスクールはじめます。詳しくは、イベントページにて。 ■2012年5月15日  OUR ITEMS 「日本酒」酒蔵の紹介に「春霞 栗林酒造」「大雪渓酒造」「豊の秋 米田酒造」を掲載しました。
■2011年7月27日  OUR ITEMS 「飲料」のページを開設しました。           自然の恵みが生みだした、天然無添加のジュースを紹介しています。
■2011年5月6日  OUR ITEMS 「食品」のページに「納豆&てんぺ 登喜和食品」を掲載しました。
■2011年4月14日  OUR ITEMS 「日本酒」のページを開設しました。           酒蔵の紹介に「華鳩 榎酒造」を掲載しました。  OUR ITEMS 「ワイン」ワイナリー紹介に 「ドメーヌ・ショーム=アルノー」 を掲載しました。
■2011年4月10日  OUR ITEMS 「調味料」のページを開設しました。  「毎日使うものだから、本物にこだわりたい。」  醤油、みりん、酢、油など、料理の味がワンランクアップする伝統製法の調味料を紹介しています。是非ご覧ください。
■2011年4月9日  仮店舗での営業を開始いたしました。  新店舗が出来るまで当分の間、この仮店舗で営業いたします。  所在地、地図をPRFILEページに掲載いたしましたのでご覧ください。
■2011年3月15日  ばんどう酒店が入店する商業施設 「コーセツ加賀屋」 は、3月15日をもちまして閉店いたしました。  それに伴い当店は移転いたしますが、移転先が決定するまで、もうしばらくの間 現状の場所で営業を続けます。  移転先が決まりましたら改めてご連絡申し上げます。
■2011年2月17日  OUR ITEMS 「スキンケア」のページを開設しました。  「ゲルクリーム」「桶谷石鹸」  原材料、製法にこだわった“自然派スキンケア”を紹介しています。是非ご覧ください。
■2011年1月26日  OUR ITEMS おすすめ商品に、日本酒 「菊姫 にごり」 を掲載しました。
■2011年1月26日  NEWSLETTER おかげさん ・ emu's view ~栄養士の視点~ 「新春号」 を掲載しました。     イベント&トピックス 「2/12土・13日 店内ワイン試飲会」 を掲載ました。是非お越しください。
■2011年1月24日  OUR ITEMS 「食品」のページを開設しました。  「はちみつ 藤原養蜂場」「牛乳 木次乳業」 を掲載しています。是非ご覧ください。
■2010年12月24日  OUR ITEMS ワイナリー紹介のページに 「ドメーヌ・ド・ピエール・ビーズ」 を掲載しました。
■2010年12月16日  OUR ITEMS ワイナリー紹介のページに 「シャトー・マンスノーブル」 を掲載しました。
■2010年12月1日   本日サイトオープンしました!  お立ち寄り頂きまして、誠にありがとうございます。  このサイトは、店頭だけでは伝えきれない、造り手の想いや、  ワイナリー情報、食の現地取材、イベント、今これ旨い!…  といった楽しい情報をお届けしていきます。  どうぞよろしくお願い致します。

SCHEDULE / スケジュール

コンセプト

「天と地の恵みを受けて優しい人の心で造られた本当のワイン、日本酒、食品」を皆様にお伝えしたい。

樹齢100年の木を切るのは簡単です。でもまた100年育てることは大変です。
技術も同じで、何十年、何百年続いたものを、絶やしてしまったら・・・もう二度と復活することはないかもしれない。大地に根を張ったワイン、きちんと麹から造られた酒、原材料にこだわり、添加物を使わず造った調味料や食品。昔は当たり前だったものが今では貴重となり、継承できる人が少なくなってきています。
最先端の技術を駆使して大量生産、大量消費することがダメだとは言いませんが、その陰で失ってゆくものがありにも大きくてもったいないように思います。
まず、自分が飲み食べ続けたい、そして次の世代へと残していきたいもの。そんな商品の品揃えを心がけています。
造り手さんは皆、できあがったワイン、酒、食品を我が子のようだといいます。手塩にかけて育てた品々を大切にお預かりして、皆様へお届けいたします。

ヴァンサンテは酒類・食品の販売以外にもこんな事をしています

● 通信物 「おかげさん」 の発行

毎月、日々の出来事や管理栄養士の話、造り手の紹介、イベント情報などを載せたニューズレターを発行しています。
毎月お読み頂いている方々ありがとうございます。
NEWSLETTERページにも一部記載しておりますので、こちらもよろしくお願いします。

● ワイン試飲会の開催

1~2ヶ月に1度、新着ワインが入荷した時など店内で 5~6種類のワインの試飲をして頂けます。

● ワイン会の開催

お料理屋さんやレストランさんのご協力で、ワインと料理の会を不定期で行っています。
美味しい料理とワインで仲間が繋がっていく楽しい会です。
開催により、フランスからワイナリーを招いたり、アートや音楽とワイン会のコラボなども行っています。

● ワインスクール開講

ワインとは? から始まり、終了時には、好きなブドウの品種が言えるようになったり・・・
レストランでのワイン選びが楽しくなります。

● その他イベントの開催

有機農業体験・映画祭など。ENENT&TOPICSのページに掲載いたします。

Vin Santé ヴァン サンテ とは

フランス語で、Vin (ヴァン)=ワイン Santé (サンテ)=乾杯そして健康という意味です。 乾杯の出来る楽しいひと時をご提案し、そして健全なワイン、食をご紹介することで、皆さまが健康で楽しく過ごせますように。との想いで名付けました。ヴァン サンテ・・・バンサンって・・・あぁ~坂さん! と覚えて下さいね(笑)

取り扱い商品

商品へのこだわり

ワイン

ワインが好き造っている人が好き・・・

はじめてワインの買い付けに行った時、正直何がなんだかわかりませんでした。
ただ、あまりにも教科書とはかけ離れた現実に一体今までワインの何を勉強していたのだろうと思いましね。
当時はワインのことは良くわかりませんでしたが、一つだけ間違いないと確信が持てたことは、造っている彼らのワインに対する情熱です。
訪問すると彼らはまず、「畑を見てくれ」と言います。自慢の畑です。なぜ畑なのか? 
美味しいワインを造るには美味しく健全なブドウを育てることでしか生まれないからです。
その土地の気候風土にあった品種、畑仕事。どの枝を残し、どう選定するか? いくつ房を残すか? その時期をいつにつるのか、
除草剤を使わず、収穫も手作業でする場合が多いので、彼らの手はいつも真っ黒。まるでグローブをはめているような大きな手です。
天と土の声を聞き自然の中でたくましくブドウを育てていく。そんな彼らの姿に惚れて、“あなたが造ったワインだから、私は皆様に紹介したい!”
そんな気持ちになりました。
彼らの多くは、知恵、技と共に代々受け継がれた家族経営の小さなワイナリーです。
派手さはないですが、毎年確実に美味しいワインを造り続けています。
その証拠に、はじめた当時は無名だったワイナリーも今では、多くのワインガイドブックで高く評価されたり、フランスの三つ星レストランで扱われたりと、どんどん羽ばたいています。
彼らのワインは、地域にも銘柄にも格付けにも頼るものがありません。
有名産地じゃないから、AOCじゃないから…なんて言わないで。まず飲んでみて頂きたいと思います。
天と地の恵みと彼らの情熱が感じられるはずですから。

ワイナリーのご紹介
Château de l'Engarran ~愛はワインの中にある~ シャトー・ドゥ・ランガラン

直輸入ワインは、彼女達から始まった!
“ワイン造り” というと、男の人を想像しますが、この蔵は代々女性が引き継ぐちょっと珍しい蔵です。
シャトー名は知らなくても、ここのワインを飲んで頂いた方も多いはず! あの、“黄色と黒の格子のラベル” のものや11月の南仏のヌーボ(新酒) を造ってくれている蔵です。

南フランスのラングドック地方に位置するこの蔵は、広大な敷地の中に、美しい庭と中世の宮殿を思わせる素敵な醸造所があります。とても立派でお嬢様のように見えますが、ここまでの道のりはそう容易なものではありませんでした。

1957年、彼女達の母親であるランシーヌが、『叶えられなかった父の夢を! ボルドーに負けないワインを!』 との想いでこの蔵はスタートさせました。しかしこの初年、予期せぬ寒波に襲われ、ブドウの木が根まで凍結し全滅に近い痛手を負ったのです。それでも、彼女は、『自分の望むブドウ品種に植えかえるチャンスだ!』 と頭を切り替え当時の “南仏の安ワイン” のイメージを一新。しかし、若い木からは思うような品質のワインはすぐには出来あがりません。周囲からは、『女が農業? ワイン造り? 頭が狂ったか!』 と馬鹿にされたり、一笑されたり。でも、彼女は負けません!!

ブドウの木が20年を越える頃からワインの品質が抜群に良くなり、1978年ついに、シャトー・ランガランのラベルを貼ったワインが売り出される事に! なんとこの間21年ですよ。これが、ラングドック地方初の “シャトー元詰ワイン” となったのです。

そんな母の情熱を見ながら育った、ディアンヌとコンスタス、一度はそれぞれの道に進むのですが、“どうしてワイナリーの事が忘れられるでしょう?” 結局、1984年ディアンヌが、1990年にコンスタスが醸造所に戻りワイン造りの道へ。ディアンヌは農業研究場での経験を生かしブドウ栽培、醸造を担当。コンスタンスは、営業を担当し1998年頃から2年ほど、NYでより高度なテイスティング技術を磨きつつ、NYのワイン愛好家に向けてワインスクールを開講。また3人目の子どもをNYで出産と、なんともパワフル! しなやかで果実味豊かな彼女達のワイン、頑張るあなたに飲んで頂きたい!

● ROUGE 赤ワイン
彼女たちが目指すは”エレガント”繊細で滑らか。しっかりとコクがあるのにやさしい…そんな赤 です。軽やかなタイプからフルボディまで豊富にラインナップ
2,000円~6,000円

● BLANC 白ワイン
とにかく香りがいい!果実の旨味と綺麗な酸とのバランスが素晴らしい白ワイン。スッキリ爽やかなタイプと樽に入れた厚みのあるタイプを造っています。
2,500円~6,000円

● ROSÉ ロゼワイン
世界中で人気なのが辛口のロゼワイン。日本では”ロゼ=甘口”のイメージが強いですが…。食事と合う美味しいロゼをぜひ。
2,000円~

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Domaine Chaume-Arnaud ~コツコツ二人三脚で~ ドメーヌ・ショーム=アルノー

コート・デュ・ローヌ地方。アヴィニョンの街から北へ約40kmのところにあるヴァンソーブル村。ここのショーム・アルノーがあります。
ヴァンはワイン、ソーブルは節酒という意味があって、あまりにも美味しいワインが造られる産地であるため、「ほどほどにせよ」という意味でこのように名付けられたとも言われています。

私が継ぎます!
ヴァレリーは3人娘の末っ子。彼女の父親は、本当は男の子が欲しかった…。だからか、彼女に男子の服を着せたり、畑仕事を手伝わせるなど、まるで男の子のように育て、それが嫌で、父親と衝突することも多かったそうです。
でもそんなある日、いつものように父に連れられて丘の上の畑にきた時、足元に広がるブドウ畑を見渡して強い風に吹かれた瞬間、全身にパワーが漲ってくるのを感じ、「私はこの土地が好き!ここを守りたい。ここを離れたくない。この地でブドウを育てて、私は生きていきたい!」心の底からそう思ったそうです。
こうしてヴァレリーは畑を継ぎ、この地でしか出せない味わいを持つワインを造ることになります。この丘の畑というのが、後に生まれる「ラ・カデーヌ」というワイン。特別な年だけにしか生産されない、この蔵の最上級プレミアムワインです。

フィリップの生い立ち
一方ご主人のフィリップは、学校の教師の家庭に生まれ育ちました。
小さい頃から土いじりが大好きな少年で、他の友達がサッカーなどをして遊ぶ中、フィリップは近所のおじさんの畑で収穫をしたり、農作業をするのが好きでした。
“将来は農業に携わる仕事がしたい”自然とそう思うようになっていたといいます。だから高校進学の時、迷わず農業高校を選択。そしてそこで、妻ヴァレリーと出会うことになります。

2人の夢へ
完全にフィリップの一目惚れだったそうですよ。話をする中で、どんどん彼女の魅力に引き込まれ、フィリップ曰く、ヴァレリーは、「自分のやりたいことを知っている人。そしてやると決めたら、必ずそこに到達する人」だそうです。
彼女のその強い信念に、フィリップ自身も心を動かされ、やがて気が付くと、彼女の夢は、いつしか2人の夢になっていました。彼女の思いに心底共感し、自分もこの地でブドウを栽培したい、彼女と一緒に素晴らしいワインを造りたいと思うようになっていたそうです。卒業後しばらくして2人は結婚。しかし、最初からブドウ栽培だけで生計を立てることは苦しかったため、フィリップはプレス機やタンクなどの醸造設備の販売会社に就職。そこで懸命に働き、生活費と夢実現のための資金を稼いでいました。

1987年、初ヴィンテージ
ヴァレリーが家業に加わって数年目の1987年、初めて自分でブドウを醗酵させてワインを造ることに。それまでアルノー家では、他の多くの農家同様、ブドウのままの状態で農協に売っていました。
だからワイン造りは全くの初心者。しかし彼女には、最初から妥協がなかった。収穫時、きれいに熟したブドウだけをカゴに入れ、そうでないものは畑にそのまま捨てるよう、収穫人たちに厳しく指示を出しました。“美味しいブドウだけで造らなければ、美味しいワインができるはずはない”ヴァレリーはそう思っていたからです。
今日でこそ選果を行う造り手も多くなってきていますが、当時はそんな概念すらなかった時代。特に、農協に売る際には、重量によって買い取り総額が決められるので、重さがすべて。品質なんかお構いなし。できたブドウは1粒も残さず収穫するというのが、当時の常識でした。
父にとっては、ヴァレリーの収穫方法は言語道断!! 畑に捨てられているブドウを見て父親は激昂し、ヴァレリーを激しく責め立てました。しかしヴァレリーは曲げませんでした。“本当に良いブドウだけを選ぶ必要がある”彼女には信念がありました。そしてそれを貫いたのです!

素晴らしい女性醸造家の誕生
こうして生まれたヴァレリーのワインは、実に美味しいものでした。しかもこの1987年は、天候に恵まれず、多くの人が失敗した難しい年。そんな年ほど、選果が明暗を分けます。ヴァレリーの信念は正しかったのです。
「こんな難しい年に、こんなに素晴らしいワインを造ったやつがいる!しかもなんと女じゃないか!」
当時、ワイン造りは男の世界。女性醸造家は皆無に等しく、広いコート・デュ・ローヌ全体でも、ヴァレリーでまだ2人目だったため、一気に注目を集めました。そして何より、ヴァレリーは、蔵名に、主人フィリップの姓ショームとヴァレリーの旧姓アルノーを足して、“ドメーヌ・ショーム=アルノー”とし、“アルノー”の名を残したのです。

栽培&醸造への探求心
次に目指したのは、化学肥料や除草剤をやめて、有機栽培に切り替えることでした。フィリップが学生の時に学んだ地中海沿岸の生態系に関する知識、そして、それまでの営業で出会った多くの生産者から話を聞いて学んできたことを、実践で生かす時がきたのです。それを実現させるためにも、ビオ・ディヴェルシテ、生物多様性という考え方をとても大切にし、畑はどの区画も様々な種類の木々に囲まれ、多様な動植物が共存するという、豊かな環境が整っています。
さらに2003年ごろから、本格的にビオディナミ農法に取り組むことにより、土はより元気になり、根はさらに深くなり、自然のバランスが整ってきたと実感。収穫時は自分の舌で、果実のみならず、皮、種の熟し具合を確認するという徹底ぶり。醸造も至ってナチュラルです。
そのおかげで、ミネラルや旨味がタップリで、どれだけ飲んでも飲み疲れない、さらに洗練された味わいに変わってきました。

毎回違う表情が楽しめるのが自然なワイン
自然な栽培で造られる本物のワインは、開けるたびに印象が違います。例えば白ワインだと、ある時はすごくライチの風味が感じられたのに、次に飲んだ時はライチというより白桃の香り…ということがあります。
これは、ボトルの中でワインが生きているから。その日の天候や月の引力、ワインの温度や状態によって、その味わいは微妙に変化します。
工業的に造られたワインは、こうはなりません。培養酵母で香りや味わいがコントロールされ、いつ飲んでも変わらず同じ味わいがするように仕上げられているからです。
自然な栽培・醸造から生まれる本物ワインは常に生き続けるものであり、その時々によって多様な表情があります。そしてそのどれもに深い味わいと愛嬌があり、決して飽きることがありません。
“今日はどんな表情を見せてくれるかな? そんなふうにして楽しんでもらえると、造り手としてもとても幸せに思う”とフィリップは語ってくれました。
「そして、自分のワインを選んで飲んでくれるお客様にも、ますます健康で元気になって欲しいと心から願っています」と。

Domaine Chaume-Arnaud
心と体に染み込むワイン。飲み飽きることなく、スーと体に入っていく感じです。

● ROUGE 赤ワイン
2,000円~6,000円

● BLANC 白ワイン
3,000円~

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Domaine d'Aupilhac ~ワインに命を捧げた男~ ドメーヌ・ドーピアック

このワイナリーは、トラックの荷台から始まりました。99年に始めて訪問した時は、「本当にここ?」 と思うくらい小さく、古びた長屋のような所でした。狭い場所を慌ただしく行き交い、試飲する場所もなく家の前の道端に机を置いて立ったまま試飲をしたことを覚えています。
この頃は、とにかく濃縮度の高い “濃いワイン” を造ることに力を注いでいて、通常20房実る葡萄の木を、2房だけ残して剪定し、剪定しすぎて半分以上駄目にしたので、今年はワインの量があまりないと聞かされ、なんて人だろう・・・と思ったのがオーナーファダさんの第一印象でした。そしてワインは確かに“濃い”でもなんでこんなに滑らかなの? と衝撃的でした。

命を懸けた畑 “コカリエール”
毎年少しずつ手入れをし、去年の訪問時には、すっかり立派なワイナリーになっていました。もちろん試飲も部屋の中でした(笑)。そして何より凄いのは、新しく開拓した “コカリエールの畑” です。濃い中にエレガントさが出るワインを造りたい、それにはこの場所しかない! とずっと彼が心に決めていた場所、それがコカリエールです。ここは標高350mの火山口の急斜面、厚い岩盤をダイナマイトで破壊し、手作業でその岩を取り除いていく・・・そんな途方もない作業に周囲からは、「気でも狂ったか!」 と言われ、本人も何度か挫折しそうになったそうです。
途中心労がたたり、持病の心臓病が悪化し生死をさまよいました。その時、病院のベッドの上で、“もし命が繋がったならばその命をすべてワインの為に捧げる” と誓ったそうです。そんな想いで出来上がったワイン・・・どうですか!?
なぜそこまで・・・と尋ねたら、「ワイン造りが好きだから、美味しいワインを造りたいから」 と、ただそれだけの返事でした。
まずは畑の手入れから、それが出来たら醸造所を・・・とのことで、初ワインは なんと、トラックの荷台で醗酵させたて造ったファダさん。
今では、南仏ラングドック地方では異例の、三ツ星レストランにリストアップされたり、多くのガイドブックなどで高評価を得、世界中から引っ張りだこのワインへと成長を遂げました。でも彼は決しておごること無く、「高評価されたことは、自分の努力が報われた、正しかったんだという思いです。皆さんに楽しんで飲んでもらえること、そして評価されていることを裏切らないようにしたい」 となんとも謙虚なんです。そして今、地下に瓶詰め後に休ませるスペースを作って自分のワインの成長を見届けたいと、更なる進化を遂げようとしています。

ワイン造りを始めて20年、常に前を向き一歩ずつ着実に前進してきた結果なんですよね。 私も見習わなければいけません・・・。

● ROUGE 赤ワイン
比較的しっかりコクのあるタイプが多いです。地元の品種を使い丁寧な畑仕事から完熟したブドウを収穫することで、パワフルでいて繊細な赤ワインに仕上がっています。
2,000円~7000円

● BLANC 白ワイン
白ワインは、果実味たっぷりの濃厚な味わい。コクのある白なので、お肉やクリーム系のお料理とあわせて頂いても美味しいです!
2,500円~6,000円

● ROSÉ ロゼワイン
「これがロゼ?」と思ってしまうくらい複雑な香りと充実した味わいです。コクがあり、あらゆるお料理に合わせやすいのも嬉しいですね!
2,500円~

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Domaine Jean David ~ザ・土の人~ ドメーヌ・ジャン・ダヴィッド

今年初めてのご紹介となるのは、“隠れ世界遺産” とも称される美しい町並みと、手付かずの自然が残る、コート・デュ・ローヌ南部にある小さな村、セギュレにあるワイナリー “ジャン・ダヴィット” です。私もここでしばらく暮らしたいなぁ~と思うほど、アットホームなあたたかいワイナリーです。

セギュレの町へようこそ~
『わぁ~、こんなに遠くまでよくきてくれたね!』 と大歓迎してくれたジャン・ダヴィットさん。いつも帽子をかぶって笑顔が絶えないユーモアたっぷりのおじさんです。
彼は、自然が大好きで “ワイン造りは何より農業が大切だ” といいます。まさに “ザ・土の人” です。
『まず畑ですね』 というと、『いやいや、せっかく来たんだからぜひ、このセギュレの町を見て欲しい!』 と町を案内してくれました。この町はローマ時代から続いているそうで、山の裾あたりに背後の崖にへばりつくように町が形成されています。町からは見渡す限りコート・デュ・ローヌのブドウ畑が広がり、なんとも夢のような風景です。 町といっても出会ったのは2~3人。静かでのんびりしています。

本題の畑と試飲へ
畑を一緒に案内してくれた従業員のフィリップさん。彼はもともと電気関係の仕事をしていて、このワイナリーのお客さんでした。自分の仕事に違和感を感じ、“自然の中で心から感動できる仕事がしたい・・・” と思い始めるようになって、大好きなジャン・ダヴィットさんの蔵に入ることを決めたそうです。『はじめの3年は本当に大変だったよ。気候は毎年違うし、覚えたと思ったらまた変わって・・・。7年目の今ではずいぶん馴れて毎日たいへんだけどとても楽しいよ。この蔵で働けて本当に幸せに思うよ』 と嬉しそうに話してくれました。畑をまわりながら、ブドウの木以外の花や草を自然のままに残す理由や剪定の仕方、土の話など、彼もすっかり “ザ・土の人” ですね!

畑を歩いてからワインを試飲するとその “ワインの香りの意味” が良く分かります。
畑に生えていた、黄色や白い花、香草の香りがワインの中からふわっと立ち上がってきて、よく熟した果実の香りと相まって、まろやかなやさしいワインに仕上がっています。

ワインと一緒に四季を過ごす
という ジャン・ダヴィットさんのおじいさんが残した言葉を守り、『小さくていい、従業員2家族と僕らの3家族が暮らしていけたらそれでいい。今、自分の思うワイン造りができて本当に幸せだよ』 と彼は言います。大地に根を張り自然に逆らわない彼の生き方そのものが、すべてワインに凝縮し現れています。私の憧れの一蔵です。

Domaine Jean David
パリでいつも賑わっているワインバー「ウィリーズ・ワインバー」の人気アイテムです

● ROUGE 赤ワイン
2,500円~4,000円

● BLANC 白ワイン
2,500円~

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Jean-Marc Laforest ~本当においしいボジョレを~ ジャン-マルク・ラッフォレ

11月になるとやっぱり気になるのは、“ボージョレ・ヌーヴォ” ですよね。当店の直輸入のヌーヴォを造ってくれているのがこれからご紹介する ラッフォレさんです。

この蔵の4代目オーナーのラッフォレさんは16歳からワイン造り一筋といった方で、現在は2~3人の従業員と奥様のマルティーヌさんで営む小さな蔵です。5月に訪問したとき、『今回はどこから来たんだい?』と聞かれ、『シャンパーニュからブルゴーニュを経て、こちらに』というと、『お金持ちの所から、ずいぶん貧乏な所へ来ちゃったね~(笑)』とラッフォレさん。フランス人から見ても、やっぱりシャンパーニュやブルゴーニュは富裕層なんですね!

後継ぎはだれ?
蔵をまわると、よく子どもたちがお手伝いや挨拶に顔を覗かせてくれます。子どもさんを見かけるとつい、『次は彼が後を継ぐの?』なんて聞いてしまうのですが、『そこはデリケートな問題だから、あまり聞いちゃいけないよ』って。そんな事情は、どこの国も同じようですね。でもラッフォレさんの三つ子の息子さんたちは、それぞれ醸造学校へ行ったり、よそのワイナリーへ研修に行ったりとしっかり後継ぎが育っているようで、息子さんの話をする時はちょっと誇らしげで、うれしそうなのが印象的です。

美味しい理由は収穫にあり!
蔵では、今年初めて造ったロゼを試飲。ボージョレのロゼ?そんなの聞いたこと無かったですが・・・。オレンジがかった淡いピンクのとってもチャーミングな色で、一口飲むと果実味がふわっと広がり、口あたりはフレッシュで滑らか、程よく酸もあり後口すっきりと、非常によくバランスの取れたロゼでした。また、古いヴィンテージのものも飲ませてもらい、ここまで熟成できるラッフォレさんの丹念な手仕事を再認識しました。

そして彼のワインがおいしい一番の理由は、収穫方法にあります。毎年40人ほどの人々がフランス全土からやってきて約二週間寝食を共にし、朝7時半から夜6時まで手積みの収穫作業なのです。その間の食事の支度や洗濯はすべて奥様がされるんですよ。昔は当たり前の情景だったのですが、受け入れが大変という理由で今では珍しくなってきています。でもラッフォレさんは、『年に一度の実りの喜びをみんなで分ち合いたいし、何より楽しく造ると美味しくなるんだよ!』と。くたくたになる重労働ですが、収穫が終わる頃にはバラバラに集まった40人が皆家族のように仲良くなるそうです。たくさんの喜びが詰まったワインです。ぜひ!

Jean-Marc Laforest
心がほっとする赤ワイン。ヌーボだけじゃない美味しいボージョレをぜひ。

● ROUGE 赤ワイン
2,500円~4,000円

● BLANC 白ワイン
2,500円~

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Château de Mansenoble ~夢を形にした男~ シャトー・マンスノーブル

オーナーのギィド・ジャンスジェルさん。つい先日(2010年11月)、3度目の来日で、たっぷりお話を伺いました。
ギィドは15歳から20年間、柔道をし、後半は指導者としてベルギーで2位になる選手を育てたこともあるんですよ。また、フランスで彼の蔵を訪問すると 「ようこそいらっしゃいました」と手書きで書かれた看板で出迎えてくれたり、彼が常飲するのは、なんと日本茶だったり。そんな日本が大好きなギィドさん。今回の日本訪問も心から楽しみにしてくれていました。
実は彼は、フランス人ではなくベルギー人なんです。なぜベルギーの人がフランスでワイン造りをすることになったのか・・・? それは35年度ほど前にさかのぼります。
彼の義理の妹の誕生祝いの席で、彼女の生まれ年のワインを飲んだ時のこと。一口飲んで、ものすごい衝撃が走ったそうです。
そこからギィドはワインの虜になり、数々の本を買っては読み漁り、ワインスク-ルにも通い、知れば知るほど奥深く夢中になっていったそうです。
ちなみに、その時のワインは、ボルドーのメドック3級、シャトー・カロン・セギュールの1947年だったそうですよ。

優勝をきっかけにワインジャーナリストへ・・・
1988年、ベルギーで開かれたワインテイスティングコンクールでなんと優勝!
ベルギーと言えば、熱狂的なフランスワイン愛好家が多い国。そのベルギーのコンクールでの優勝です。その時の称号が、「最も素晴らしい鼻(=テイスティング能力)を持つ男」。このことは、後に彼のワインのラベルで登場します!
この優勝をきっかけに、テイスティングコメントやコラムを頼まれるなど、本業の傍ら、ワインジャーナリストとしても仕事を受けるようになりました。その間、フランスワインのみならず、世界中の多くのワインを飲む機会に恵まれたといいます。

喜びが循環する世界へ
彼の本業は、保険会社経営。基本的に保険の仕事は、トラブルに襲われた人を相手にする仕事。多くの人の涙や悲劇、絶望・・・。そんな姿を目の当たりにして、何とか助けてあげたいと親身になって取り組んでも、できることは限られていたり、どれだけ精一杯尽くしても、わずかな力にさえなれないこともあったり・・・。しかもそんな真摯な姿勢も、渦中で苦しむお客様の目には入らず、感謝もされない。やりがいや充実感を見出すことができなかったといいます。
こんな仕事をずっと続けていくのか。本当にそれでいいのか…。
そんな疑問と同時に膨らんできたのが、ワインに対する思いでした。ワインの世界は、笑顔や喜びで満ちている。造る人、飲む人、売る人、買う人。美味しいワインに触れると、みんなが笑顔になっていく。喜びの循環がそこにはあります。
残りの人生、そんな喜びが循環する世界に身を置きたい…という思いが、ギィドの中で次第に抑えられないものになっていきました。

誰が何と言おうと、夢の実現に向けて!
1992年、ギィドが50歳の時、ついに自分でワインを造ろうと決意! それまで積み上げてきたすべてを投げ打っての転身…。誰も理解を示してくれませんでした。
しかしギィドの心は変わりません。そんな時、唯一支えてくれたのが妻のマリー=アニックだったそうです。
そしてその年の8月、2人はレンタカーを借りてフランスへ。1週間でボルドーとラングドックの醸造所を、なんと50蔵も見て回ったそうです。しかしどこも決め手に欠けていて、購入までには至らず、翌9月、再びフランスへ。
今度はラングドックだけに絞り、6蔵見ることに。その6蔵目が、今のシャトー・マンスノーブルでした。それは、全くの一目惚れ。蔵に到着し、その2時間後にはすでに契約書にサインをしていたとか。
マリー=アニックはその立派な造りのシャトーに、ギィドは素晴らしい条件の畑と、非常に効率の良い構造の醸造所に魅せられ、2人とも即決だったそうです。

マンスノーブルは私に赤ワインの美味しさを教えてくれました!
私はマンスノーブルのワインが大好きで、よくワイン会に出すのですが、グラスに注いで香りを嗅いだとたん、「わぁ~。良い香り~」 と歓声が上がるんですよ。そして飲むと皆さんうっとり。彼のワインがきっかけで、赤ワインが好きになったと言う人も多いんです。実は私もその一人。濃いワインというと、タンニン(渋み)の荒々しいものが多いですが、ギィドのワインにその嫌な渋味は全くなく、タンニンが非常に柔らかく、とっても心地良いいんです。
彼は、強調しないけれど、栽培は有機栽培を念頭においています。除草剤を撒かず、農薬も異常気象などの特別な場合以外はほとんど使いません。肥料もブドウの梗や動物の堆肥などです。完熟を見逃さずベストなタイミングで収穫し、ブドウに負担のない醸造方法。そして、“彼の鼻”。ワインをブレンドする時に、このテイスティング能力が最大限に発揮されるのです。こうして生み出される彼のワインは、香り高くコクがあるのに、とってもやさしい!!
ガイドブックなどでも高く評価され、また、世界的に有名なワイン評論家であるロバート・パーカーJr氏には、「世界レベルの素晴らしい生産者」と絶賛され、世界のトップワイナリーベスト600にも選ばれました。
 一時は変人扱いされ、義理の父親には猛反対され、みんなに無理だと言われたことを、彼は見事にやってのけたのです!

日本の文化、文化、食、人、景色… 日本の全てに魅せられて。
彼はずっと日本に憧れていました。「その日本に来ることができ、そして自分が造ったワインを楽しんで飲んでくれている・・・そのことを、本当に幸せに思う」 そう言ってくれることに、私も心から嬉しく思います。
“憧れてもらえる日本、日本人”であり続けないとね・・・。

● ROUGE 赤ワイン
パワフルなのに繊細な彼のワイン。ぜひどうぞ。彼が造るのは赤ワインのみです。
2,000円~6,000円

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Domaine Moulinier ~妥協を許さない男~ ドメーヌ・ムリニエ

蔵に到着すると現在栽培、醸造をしているステファンさんが出迎えてくれました。
この蔵の創設者は彼の父、ギィ・ムリニエさんです。まだ若い二代目、これからも楽しみなワイナリーです。

手造りのワイナリー
「生まれ育ったこの土地でワイン造りがしたい!」 との想いで公務員を辞め、ラングドック地方のサン・シニアン村に土地を購入したのは1980年のことでした。
購入した土地は作業がしにくい山の上の斜面。しかも岩だらけ! この土地では、ブドウを栽培することすら難しいと、誰もが思っていました。しかし、少しずつ開拓を始め 1992年までは造ったブドウは農協に納めていたましたが、1993年からようやく本格的にワイン造りが始まりました。
       上の写真、立派な建物に見えますが、これなんと手造りなんです。レンガを一つずつ重ねてゆきようやくこの形まで。でも床の一部はまだ途中でしたよ。醸造の設備、樽、タンク、セラーの細かい所までこだわり、作業動線にそった無駄のない設計。決して妥協することなく、コツコツと積み重ねた努力が実り今では彼らのワインは、世界中から高く評価されています。
「今、家族でひとつの目標に向かって、一緒に働けることが何よりうれしい」 と語ったステファンさん言葉がとても印象的でした。何も無い状態からここまで来るのには、相当苦労されたことでしょう。心からそう思える家族は本当に素敵です。

お父さんは考古学者?
部屋で試飲が終わるころ、お父さんが帰ってきました。なぜか手には石?を。 よく見るとそれは化石で、言われて気づきましたが玄関のガラスのケースには、たくさんの化石のコレクショが飾られてありました。この辺りの土地は昔、地殻変動が起こった場所で少し掘れば1~2億年前の地層にあたり、畑から化石がごろごろ出てくるそうです。化石の話になるとワインの話よりも熱が入り・・・(笑)、本当に楽しいお父さんです。

数十億年かけて植物や動物が堆積してできた土壌、鉱物(ミネラル)、そしてその土地独特の自生酵母。これらがワインにその土地独特の風味を与えます。 だから生きた土壌でエネルギーたっぷりのワインを造ることが大切なんですね。

Domaine Moulinier
程よいコクとたっぷりの果実味。大人気のワインです。

● ROUGE 赤ワイン
2000円~3,500円

● ROSÉ ロゼワイン
2,000円~

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Domaine de Pierre-Bise ~最も科学的で、最も自然なワイン~ ドメーヌ・ド・ピエール・ビーズ

9月の半ばでも雨降りのロワールは結構寒い・・・
美しい古城で知られるロワール地方。ドメーヌ・ド・ピエール・ビーズは、そのロワール地方アンジェ地区の銘葡萄園で名高いレイヨン村にあります。
蔵に到着すると、収穫したブドウを入れる容器で遊びながら、子ども達がお出迎え。オーナー クロード・パパンさん。お孫さんが11人もいます。
子どもたち遊んでいる奥の壁に窓がついていて、収穫したブドウをそこから落とすと、地下に置かれた圧搾機が受け取るように設計されています。
その地下は醸造施設とカーブが続いていて、まるで洞穴の迷路のよう。この樽を置いているカーブは畑にあるのと同じ石を使って自分たちで作ったそうですよ。

まるで科学者のような畑仕事
1970年代26歳で親からドメーヌを引き継ぎました。
はじめは8haだった畑が現在は55haに。
このあたりは昔は海で、火山や地殻変動を繰り返し今の形になりました。なので非常にミネラルが豊富な土壌です。
パパンさんの栽培方法は独特で、お話を聞いているとまるで科学者です。区画ごとに分けた畑の状態を完璧に把握し、風の向き、地中の温度を測定することで、地中の水分量を見極めます。
それは、糖度を上げ熟していながら酸が残り、ミネラルが多く実に入った素晴らしいブドウを育てるためです。
また、土の部分から岩盤までの厚みの違いで、植えるブドウの種類を変えるなど、どの土地にどのブドウを、どんな風に育てれば良いブドウが収穫できるか?
ずーとそんな話が続きます。
黒ブドウの方が、水分が多くいるので土層の浅い所に植えると枯れるそうです。植える場所によって、ほら、葉っぱの色も全然違いますよね。

『違う土壌から来たものは混ぜない』のが彼のポリシー
畑はあまり耕さず、生えている草を自然に堆肥に循環させる・・・
パパンさんは、日本の自然農法の第一人者、福岡正信さんの農法を取り入れています。
草だらけの畑。ここは土をならしていて、草が枯れて醗酵? するまで待ち、近い将来ブドウを植えるそうです。
それは自分のためではなく、子、孫のために。
ブドウの樹は10年、20年して、しっかりと根が下に伸びることで、やっと美味しいブドウが収穫できます。
パパンさん自信も、父、祖父が大切に植え育ててくれた樹で今ブドウを収穫しています。こうして、引き継ぎ繋がっていくんですね。

独特のテイスティング力
自然な造りのワインと、テクニックで造られたワインの違いや、このワインはあと2年後に開くとか、2011年までは開いているけど、そこからはパッと閉じて、2015年からまた良くなる・・・など、テイスティングに関しても、もの凄い分析力のパパンさん。
実は、パリのフランス・ソムリエ協会のワインセミナーで講師を務めていて、ソムリエ達からも絶大の信頼を得ているんですよ。

良い年と悪い年
彼のワインをヴィンテージ違いでテイスティングしてみると、意外と一般的に天候が悪く、ワインのできが良くないとされる年のワインが美味しかったりするんです。
悪い年と呼ばれる年ほど、彼らの本当の力が発揮されるように思います。天候が悪いときに踏ん張れるかどうかは、日頃の畑仕事にかかっているようです。 “何事も日頃からコツコツと” ですね。

自然を生かすための科学と高い知識と経験と・・・
科学と自然は真逆にベクトルがあるように思っていましたが、それは間違いでした。自然を重視するために、自然でいられるように科学を使う。測れるものは測ったほうが上手くいく。そんな方法もあるんですね。
確かに、料理も美味しい奇跡の一品ができることがあります。
でも同じ味にと思っても、二度とできない時があります。
でも食材や調味料を計っておけばまた出来たかも知れないですよね。
また習った料理でも、全く同じように家で作ったつもりでも、上手くいかない時もあります。それは練習して体得するしかない訳で・・・。ってことでしょうね。

美味しいワインは、決して偶然にはできない!!
パパンさんは、測れるものは測り、その上で高い知識と経験を持ちどんな状況であっても、常にベストな判断で質の高いワインを造り上げています。
そして何より彼は非常に謙虚で・・・。そのことが彼のワインの品質をさらに押し上げているように思います。

ワイン=人柄
一見、取っつきにくそうで、難しいことを話す人のように思いますが本当は、とっても優しくて、まじめで、謙虚で・・・
“ワインは造り手の人柄を現す”とよく言いますが、本当にその通り。
栓を抜いたばかりの時は、少し硬い感じがしますが、あとからググっと旨みが沸いてきます。
パパンさんのワインは、どうぞゆっくり、ゆったりと味わって下さいね。

ワイン Château Pierre-Bise
● ROUGE 赤ワイン
軽やかなのに旨みたっぷり。ワインの味わいは「造り手」によって決められるということを、再認識させてくれます。
¥2,500~

● BLANC 白ワイン
とにかく香りがいい! 果実の旨味と綺麗な酸とのバランスが素晴らしい白ワイン。スッキリ爽やかなタイプと樽に入れた厚みのあるタイプを造っています。
¥4,000~

● ROSÉ ロゼワイン
やや甘口。サーモンピンクのやさしい色とほんのり甘い上品な味わいが、優雅な気分を運んでくれそう … 。
¥2,500~

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Domaine de la Vieille Julienne ~日々新たにすべてを忘れてゼロになる~ ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ

18世紀初頭から始まり、現在のオーナー、ジャン=ポール・ドーマンさんで5代目になるワイナリーです。
無口で物静かなタイプに見えますが、いざワインのこととなると、一つの質問で10分ぐらい答えにかかります。そう、彼のワインにかける情熱は並々ならぬものがあります。

ワイン哲学
彼はできるだけ自然な形でワインを造るよう、除草剤や、化学肥料は一切使いません。
「自然を尊重するには、手をかけすぎてはいけない。耕しすぎても自然ではなくなる。“適度に” 耕して除草すれば、自然にバランスが取れた環境が出来上がり有機農法が可能になる」 と彼は言います。
「そして、農業は毎年違うし、方法はいくらでもある。昔したことは忘れて、今年は、今は、どうなのかと考えながら、日々新たにすべてを忘れてゼロになる。そこがこの仕事の好きな所です」 と。
これを聞いたときは身震いがしましたね。常に前向きで失敗を恐れない、駄目なら方法を変えればいい。ひたすら自分の思う道に突き進む。そんな彼の姿勢。
でも初めて有機栽培をしたときは、害虫などにやられ畑の半分ぐらいの葡萄を捨てたそうです。多くの苦難を乗り越えてきたからこそ、サラッとこのようなことが言えるんでしょうね。

ワインの試飲
畑の区画をボードで説明を受けながらの試飲となりました。それぞれの畑・ブドウの特徴を活かし、5種類の赤とロゼ、白が造られています。
初めて彼のワインを飲んだ98年から私は大ファンで、その人気は年々世界的に高まり、今では早くから予約しないと手に入らないほどです。
その理由の一つに、2003年にアメリカのワイン評論家ロバート・パーカーが、彼のワインに満点を付けたことにあります。しかし彼は、それにおごることなく、『ただ自分の思うワインを造り続けるだけだ』 といいます。
試飲をしながら、彼のワインにうっとりです。“ゆっくり味わって大切に飲みたい”ワインです。
アルコールは高めでたっぷりのタンニン。でもそれを感じさせないほどの果実味と柔らかさ。飲むというより体に染み込む・・・そんな感覚です。

Domaine de la Vieille Julienne
旨さにうっとり。

● ROUGE 赤ワイン
2000円~12,000円

● BLANC 白ワイン
4,500円~

● ROSÉ ロゼワイン
2,000円~

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日本酒

世界に類を見ない、日本独自の誇れる技がここにあります

日本酒の製造技術は、まさに日本人の知恵と工夫の結晶です。麹カビに糖を作らせながら酵母菌がそれを食べアルコールを作っていく。非常に複雑で優れた技術です。
どんなに米が不作や出来の悪い年でも、決して酒の味は変えてはならない。そんな厳しい世界です。そういった昔ながらの造りを今に継承し旨い酒を造り続けている蔵をご紹介致します。

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春霞 栗林酒造

秋田県仙北郡美郷町 創業/1874年(明治7年)

栗林酒造の所在地美郷町六郷は名水百撰に指定された水の町です。
奥羽山脈の麓、扇状地の上にあるため地下水が豊富で、各家庭でも地下水を汲み上げて使用しています。
町中には60箇所以上の清水が湧き出ており、それぞれに藤清水、台所清水、紙鋤き座清水などと名前がついています。

蔵元であり杜氏の栗林直章さん。
学校卒業後は某会社で清酒の醸造研究部門で働いていましたが、平成7年の秋、お父さんの入院をきっかけに蔵に戻りました。
当時27歳。平成21年1月、前杜氏がシーズン中に突然の引退をされ、それと同時に杜氏(醸造責任者)になり、もう、無我夢中だったそうです。
なぜか、栗林さんには突然転機が訪れるんですね。

この蔵は、九号系酵母のみにこだわり、1000kg程度の小仕込みが主体です。
箱麹やビン貯蔵などと手間をかけて、やさしい味わいのある「ごはんのおかずと一緒に飲めるお酒」を意識して大切に造られています。
「〇〇〇と一緒にこの酒を飲んだら、うまそうだな」そんな風に思って欲しいと。
また、「春霞は少し甘口ですよね?」 という私の質問には、「そうですか!? 
私は、お酒を飲んだときに“米から出来ている!”って感じられるお酒がいいなと思うんです。
淡麗辛口の世界は突き詰めると焼酎に近くなってしまう。
そうじゃない米の旨さを引き出したいのです」と。
なるほど! 確かに米って感じです。
飲んでみるとおかずと一緒に!の意味がよく分かりますよ。
そしてその肝心のお米は、地元農家と酒米研究会を立ち上げて、「美郷錦」を中心に契約栽培をしています。

味わい深い食中酒の春霞。
あまり日本酒は・・・とおっしゃる方にこそ飲んで欲しいお酒です。
ぜひ今晩のお供に~!!

● 春霞 大吟醸

原料米・精米歩合/酒こまち他40% 酵母/自家酵母 酒度/+4 酸度/1.3 アルコール度/15~16 アミノ酸度/1.0
料理を引き立てる大吟醸酒。上品で芳醇な味わいです。
¥2,850(720ml)

● 春霞 純米吟醸 青ラベル

原料米・精米歩合/(麹・酒母)美郷錦55% (掛)美山錦55% 酵母/九号系酵母 酒度/+4 酸度/1.4 アルコール度/16~17
香り穏やかで、やさしい旨味のあるお酒。食中向け純米吟醸酒。
¥2,800(1800ml) ¥1,450(720ml)

● 春霞 桜花純米酒

原料米・精米歩合/美山錦60% 酵母/九号系酵母 酒度/±0 酸度/1.6 アルコール度/15~16 アミノ酸度/1.2
キメ細かくやさしいほんのり甘口。必要以上に手を加えない素直な酒。ぬる燗も絶品です。
¥2,300(1800ml) ¥1,150(720ml) ¥460(300ml)

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大雪渓酒造

長野県北安曇郡 創業/1898年(明治31年)

松本から北へ20キロ、北アルプスを望む水のきれいな池田町に蔵はあります。
この蔵には、毎年初夏にお邪魔し 「初呑み切り」 に出すお酒を選ばせてもらったり、また2010年の冬には蔵人と一緒に寝泊まりをし、仕込みのお手伝いをさせてもらったりと大変お世話になっています。
また、2011年から杜氏となった長瀬さんはなんと私と同じ年。
そして薄井社長のあと継ぎは、次女のえりかさん。
彼女の前職は管理栄養士というこれまた私と同じで・・・。
そんなことで、私にとってなんだか非常に親近感のある酒蔵さんです。

これは、蔵にお邪魔した時に伺った薄井社長のお話です。
「ワインはその年でブドウの出来で味が変わってもいいんですが、日本酒というのは変えてはいけないという文化です。
でも少しずつより良いものにして行かなくてはいけません。
毎年毎年少しずつ、『大雪渓変わったね』と言われないぐらいに少しずつ進歩しないといけません。
例えばそれが1センチずつであっても1年ではその差は分からないかもしれない。
でも10年すれば10センチです。
何も努力をしない人とは10センチも差がついてしまう。
そういう地道な努力が酒造りを支え向上させていくんだと思います。
都会にうける酒を造ろうとは思いません。
地元に愛される、毎日の晩酌に飲んでもらえる酒造りを目指します」
このお話は正直ジ~ンときましたね。
日本人らしいというか・・・
自分もそうありたいと思いました。
なんだか、厳しいイメージを持たれたかも知れませんが、私が尋ねた酒蔵の中で、1,2を争う楽しい、アットホームな蔵なんですよ。
それを率いているのが、杜氏の長瀬さんなんでしょうね。
趣味が酒造りとおしゃべりというだけあって、よく働き、よくしゃべる!(笑)
でもそれが、大雪渓の酒質を現しているのかも知れませんね。

「地元の人に愛される酒をより旨く」
「高級な酒は旨くて当然。毎日の食卓で旨いと言われる酒を!」
をモットーに、レギュラー酒の品質向上に最も力を入れています。

長瀬杜氏が目指すのは 『フツウの酒』。
美味しい、そして、どこか懐かしい素朴な味わい。
それが、杜氏の想い描く『フツウの酒』なのだそうです。
信州・安曇野の良さを多くのお客様に伝えられるように、米・水ともに地元にこだわり、昔ながらの酒造りを続けています。
季節ごとに出してもらう“今だけのお酒”も毎年とっても好評です。
ぜひお楽しみに!

● 大雪渓 特別純米

原料米・精米歩合/美山錦59% 酵母/9号酵母 酒度/+3 酸度/1.7 アルコール度/15.2 信州産美山錦100%使用。
米本来の旨味・まろやかさを最大限に引き出しました。
¥2,850(1800ml) ¥1,450(720ml)

● 大雪渓 上撰

原料米・精米歩合/(麹・酒母)ひとごこち59% (掛)長野県産米65% 酵母/7号酵母 酒度/+8 酸度/1.5 アルコール度/15.7
すっきりとした淡麗辛口。お燗にすると辛さが引き立ちます。毎日の晩酌にぜひどうぞ!
¥2,000(1800ml) ¥950(720ml)

● 大雪渓 純米にごり

原料米・精米歩合/長野県産米65% 酵母/7号酵母 酒度/-26 酸度/1.2 アルコール度/15.1
甘口で芳醇な風味が楽しめる酒。ソーダ割りもおすすめです。
¥2,300(1800ml) ¥1,150(720ml)

● 大雪渓 どぶろっくん生

原料米・精米歩合/(麹・酒母)ひとごこち59% (掛)長野県産米65% 酵母/7号酵母 酒度/-17 酸度/1.6 アルコール度/15.5
もろみを目の粗いフィルターで濾しただけで、限りなくどぶろくに近い酒です。(冬場の季節限定酒/要冷蔵)
¥2.200(1800ml) ¥1,150(720ml)

その他、季節ごとの限定酒もお楽しみに!

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豊の秋 米田酒造

島根県松江市 創業/1896年(明治29年)

松江市は人口15万人の島根県の県庁所在地です。
宍道湖のほとりに位置し、松江城や小泉八雲記念館など見どころ満載の国際文化観光都市です。
米田酒造はそんな街中に蔵を構えています。

社長の米田さんは、元機械メーカーの会社員でした。
28歳の時に蔵に入り、その時の心境をこう話してくれました。
「伝統産業と先端産業とのギャップ、一見無駄と思えるところにこそ活路がある。
『もの作り』の精神は同じ。伝統産業は革新の連続です。
個性ある酒造りを目指そう!」 と。
蔵を見学してみると、さすがは元機械屋さん、
島根大学、三菱農機との共同開発された製麹械の第一号『杜氏産』がありました。
小さな蔵でも使い勝手がよく、手作業に負けず劣らずの箱麹を自動化して造る機械です。
大量に麹を造る為ではなく、特定名称酒に用いる麹を造るための小さな製麹機です。

新しいことにチャレンジしながらも、昔ながらの甑による蒸米、麹蓋、杉製の暖気樽など、
木のぬくもりを大切に木製の道具を用いた伝統技術も大切に守っています。
また、自家精米にこだわり、米は手洗いするなど原料処理には特に力を入れ、手間隙かけて行なっています。
また一年を通して酒造りに携えるようにと、みりん、出雲の地伝酒、梅酒や甘酒なども造っています。
これがまた、お酒に負けず人気なんですよ。

酒名の『豊の秋』は、豊かな秋となることを願い、酒の原料米はもちろん五穀豊穣を祈り、芳醇な酒が醸し出されるようにと名付けられました。

蔵のモットーは「ふっくら旨く、心地よく」まろやかで旨みのあるホッとできるお酒です。

● 豊の秋 大吟醸・中取り

原料米・精米歩合/(麹・酒母)山田錦40%、(掛)山田錦45% 酵母/9号系酵母 酒度/+5 酸度/1.4 アルコール度/17~18
口中で広がるような旨味と豊かな香りで、後味が軽やかな大吟醸です。
¥6,300(1800ml) ¥3,150(720ml)

● 豊の秋 純米吟醸 花かんざし

原料米・精米歩合/山田錦55% 酵母/9号系酵母 酒度/+4 酸度/1.6 アルコール度/15~16
口をつければまろやかな味。口に含めば軽やかな吟醸香。
¥3,150(1800ml) ¥1,650(720ml)

● 豊の秋 雀と稲穂 特別純米

原料米/山田錦65%・改良雄町35% 精米歩合/58% 酵母/9号系酵母 酒度/+2.5 酸度/1.7 アルコール度/15~16
香りは乾いた木やワラを思わせます。口の中にまろやかに広がる甘味とふくよかな旨味が特徴です。
〈お燗大賞受賞〉45℃が最適です!
¥2,600(1800ml) ¥1,260(720ml)

● 雲州梅酒

原材料/清酒、梅、氷砂糖 アルコール度/11~12
梅酒に適した「鶯宿」を主とした島根県雲南産の梅と、地酒「豊の秋」を使用し、
昔ながらの伝統的な方法で仕込んだ梅酒です。
¥1,260(500ml)

調味酒

● 七宝みりん 酒粕取焼酎仕込み

原材料/もち米、米麹、酒粕取焼酎 アルコール度/12~13
酒粕取焼酎でみりんを仕込むところは全国でもわずか。昔風のみりんです。
¥1,890(1800ml) ¥945(720ml)

● 七宝みりん

原材料/もち米、米麹、醸造アルコール アルコール度/13~14
糖類無添加の本みりん。生詰め。料理にコクと照りを与えます。
¥1,250(1800ml) ¥560(720ml)

● 出雲地伝酒

原材料/もち米、米麹 アルコール度/13~14
地伝酒は食用油のように濃く、甘く、旨味の強い、日本酒と味醂の両方の特徴をもつ酒です。
甘味は味醂の約半分で、旨味は日本酒の3倍から5倍もあります。
野焼き蒲鉾の味付け、出雲そばのそばつゆ、ウナギのタレ、どら焼き、魚の煮つけなどに使われています。
特に魚・肉の臭みを取ります。
¥1,680(1800ml) ¥840(720ml)

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華鳩 榎酒造

広島県呉市音戸町 創業/1899年(明治32年)

榎酒造 『華鳩』 にて・・・
上の写真は何だかお分かりですか?そうワインなどを熟成するオーク樽です。
ここはフランスではなく・・・ 広島県のとある蔵。
でも、広島県でワインを造っているのではなく、なんと日本酒の蔵です。何で日本酒の蔵に樽?ってことなんですが ・・・
これは後ほど

呉の町を通り抜け日本一短い渡し船に乗って島へ。
ここはまだ昔ながらの街並みが残るのどかな音戸町。
古いレンガ造りの煙突を目指して細い路地を歩くと、銘酒 『華鳩』 の榎酒造に突き当たります。
この蔵の歴史は長く、創業明治32年。現在で4代目榎俊宏さんです。
この蔵を一躍世界に知らしめたのは、「貴醸酒」 です。
三代目の徹さん(俊宏さんの父)は、当時誰もが尻込みした貴醸酒造りに、一番最初に挑戦したのです。
貴醸酒とは、通常なら水で仕込むところを日本酒で造ったもの。
それを数年熟成させたものは、色は瑠璃色で、口に含むとほのかな甘さが広がり、まるでシェリーのようです。それをオーク樽で寝かせるのです。とんでもなく型破りな日本酒ですよね。
「なんでも新しいもん好きで、人がやらないっていったら、やりたくなるんですよ(笑)」 と笑顔でお話くださいました。
終始笑顔で、ずっと蔵の中を案内くださり大好きになりました。
蔵の屋上に上がった時、「戦争の時は、この蔵の頭上一面真っ黒になるほどの 戦闘機きてね・・・  それは恐ろしかったですよ」 と。
どういう訳か蔵は無傷で今に至るそうで、色々な意味で本当に素晴らしい方です。お酒も型破りなら、人も・・・。
社長のお姉さんは、6年ほどフランスに在住されていて、フランスでワインスクールにも通われたとか。
それから杜氏の藤田さん。前杜氏から引き継いだその年に、酒品評会で4冠を達成したすごい人です。その探求心、勉学心には社長も感心するといいます。
おもしろい酒と人、美味しい料理に日本の原風景。個性的で美味しいお酒を飲みたいときは華鳩さんをぜひどうぞ。プレゼントにも喜ばれています。

貴醸酒(きじょうしゅ)とは・・・
そもそも、迎賓館など、海外のお客様を招いたとき、乾杯するのにふさわしい日本酒はないだろうか…ということで、国税庁醸造試験所で開発されたのが貴醸酒です。
“日本独自の高級酒” として1973年、醸造試験所の佐藤博士らによって開発。
清酒は米、米こうじ、水から造りますが、貴醸酒は水の代わりにお酒から造るのが最大の特徴です。三段仕込みの最後、留添えで仕込み水の代わりに純米酒を使って仕込みます。
そうすることで、酵母のアルコール発酵がゆっくり進み、とろりと濃厚で香味豊かなお酒に仕上がります。 「ドイツの高級デザートワイン、貴腐ワインに比較されるタイプの高級日本酒」 として 『貴醸酒』 と名付けられました。

不屈の精神
さっそく、翌年1974年、全国で初めて華鳩さんの現会長の榎徹さんが取り組みました。
しかし当時は、「こんな色のついた甘い酒が売れるわけがない! 徹さんは狂ってる!」 と周りから言われたそうです。しかし徹さんは、「なら、やってやろうじゃないの! 反対されるってことはやる価値があるってことだ!」 と思ったそうです。酒で仕込む貴醸酒には上質なお酒が必要で、時間と手間、コストが日本酒以上にかかるお酒です。その不屈の精神は凡人ではないですね。

世界では注目の的
2000年5月には、あの 「ニューヨーク・タイムズ」 で 「夕食後にこんなお酒はいかが?」と貴醸酒を絶賛した記事が載りました。また2008年ロンドンで開催されたIWC SAKE部門古酒の部で金賞を受賞しています。

貴醸酒の美味しさ
味は、濃厚でまろやかな甘口。レーズンやナッツのような香味が豊かでコクがあります。しかし、普通のお酒よりも酸味があるので、甘いながらも意外とあと口がさっぱりしていて、お料理とも頂けます。クリーム系やマヨネーズを使ったようなお料理との相性がいいですよ。でも何といってもアイスクリームにかけて食べるのが絶品です!
熟成させるほどに琥珀色が深みを帯び、円熟した味わいに。日本酒というより、シェリーやマディラ酒、老酒に近い味わいです。

いかがでしょう。一度味わってみませんか?日本酒の世界がぐっと広がりますよ。

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調味料

毎日使うものだから、量は少しでいいのだから、本物にこだわりたい。

かつて、醤油や酢、味噌などは醗酵熟成にじっくりと時間をかけ、微生物の力を借りることで、たくさんの旨み成分を醸し、まろやかで風味豊かに造れていました。
しかし、化学技術が進むにつれて、酵素添加による速醸法や混合醸造方式などで醸造期間の短縮や、風味を添加する技術などが開発されました。また大豆、小麦といった原材料についても、加工品はその“産地や質”が非常に見えにくくなっています。
そんな時代に流されず、自分が出来うる限りの技術と誇りを持って、日本の伝統を受け継ぎ素晴らしい調味料を造り続けている人がいます。

使えば納得! 伝統製法の調味料をぜひご家庭に。今日の料理の味がワンランクアップしますよ。

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井上醤油

日本人の魂ともいうべき 『醤油』 を古式製法で造られている井上醤油の井上裕義さんです。

島根県、奥出雲にその蔵はあります。日本酒やワインの蔵は、非常に清潔で塵一つないといった感じですが、醤油の蔵は違います。
案内されたもろみ蔵は、梁、柱、天井のいたる所に、麹かびが幾重にもなって、びっしりとついています。まさに、生きた遺産というべきものです。蔵の中と外では、空気が違うといいますか、エネルギーが違うといいますか、とても不思議な空間でした。ヨガをしている人なら、一瞬で瞑想ができ、また、ベッドを持ちこみ、病を癒した方がいるとか…。嘘のような…本当のお話・・・。

もろみ杉樽には1cm3 (ティースプーン一杯) に、およそ一億二千万個の微生物群がいるそうで、寒仕込みにより、低温でゆっくりその微生物たちが動きだし、あらゆる微生物を複合醸造させながら、ニ年の歳月を経て、大豆を醤油へと育てて行く。まさに神秘ですね。

流通している多くの速醸醤油は3ヶ月、バイオリアクターを使えば3週間で仕上がります。窒素、色素、糖、アルコール、PH、水分を工業的に調整し、主要な種菌だけを入れ、強制的に発酵させ、効率的に醸造する。それでも、本醸造と表示できるのですから、ややこしい。
しかし、時間を短縮すればするほど、それに比例してアミノ酸や有機酸、香りの成分も減少してしまいます。
また、速醸醤油以外にも、ルーツの不可解な蛋白を塩素で分解して造った醤油、本醸造でも脱脂大豆を原料としているものが大半です。
経済効率を求めると、醤油もワインも味気ないものになってしまうのですね。

そんな世の中で、井上さんの醤油造りに危機があった事は、想像に難しくありません。
もう辞めようか・・・と思ったとき、「どうしてもあなたの醤油でなければならないです。どうか造り続けてください」 といった内容の手紙を受け取ったそうです。
自分の醤油をこんなに必要としてくれる人がいることを知り、それからできるだけコストを下げるために、原料である大豆、小麦を自家栽培し、足りない分だけ国産のものを購入。
水は地下120mの井戸を掘って、そこから汲み上げる。 それでも大手のものと価格競争をできるほどにはなりませんが・・・。こんな素晴らしい醤油を造ってくれる井上さんに私は拍手したいです。

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みりん、酢
● 七宝みりん

現在では、みりんに糖類を添加している物が多いですが、こちらは酒蔵が造る、昔ながらの本みりん。
濃い黄金色、コクがあり、甘味に奥行きを感じますが決して後には残らない、上品な甘さです。
濃厚なので、使う量は通常のみりんの半量ほどで十分です。食後酒として飲んでも美味しいです!

● 富士酢

米造りから酢の製造まで一貫して手がけています。
まずは米。40年前から山間部の棚田で無農薬栽培し、その新米で日本酒を仕込む。酒造りに3ヶ月。
一般の日本酒よりアミノ酸を多く仕上げ、そこへ酢酸菌を加える。
3~4ヶ月酢酸発酵したのち8ヶ月の熟成を経てようやく酢が完成です。
非常にまろやかで、旨味たっぷり。おそらく『酢』のイメージが一新するはずです。

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Oil 油
● 一番搾り、無調合 “ ごま油・菜種油 ”

“ごま油ってこんなに美味しかったんだ!”って初めて食べたときは驚きました。菜種油も本当に香りがいい。
こちらは島根県にある景山製油所。釜でごまを炒る作業から始まります。圧搾後は馬の毛を用いた何層ものフィルターに通します。
今では薬品で抽出することが多くなった油。本当はこんなに香り高くおいしいんですね!

● グレープシードオイル <フランス産>

ブドウの種から搾った、コレステロールゼロの油です。さっぱりしていて胸焼けしません。
ドレッシングや炒め物、天ぷらなど、どんなお料理にも幅広くお使い頂けます。

● エキストラバージン・オリーブ・オイル <スペイン産>

オリーブの品種は世界で品質NO.1といわれるアルベキーナ100%で、完熟した実を絞り、加熱や科学処理を一切行わず、エキスそのままのです。フレッシュな青りんごのような美味しい香りです。

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塩、その他の調味料
● 塩 ・ 塩こしょう

鹿児島県の坊津(ぼうのつ)。素晴らしく美しい入江の海水を汲み上げ、釜炊きした塩です。ほんのりと甘味があり、まろやかでやさしい味わいです。

● 柚子ごしゅう

ピリッと美味しい調味料
九州(佐賀)では唐辛子を“こしゅう”と呼び、柚子とあわせると訛って 「柚子ごしゅう」 と呼びます。
原材料は、黄色く熟した柚子、まっ赤に熟した自社農園無農薬有機栽培の唐辛子、伯方の塩の3品のみ。昔ながらの手造りで、素材を生かし香り豊かに造り上げています。

〈使い方〉
鍋物、汁物(うどん、味噌汁など)、刺身、漬け物、炒め物、酢の物など、また、マヨネーズ、味噌などとも相性がよいので和え物にもぜひどうぞ。

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食品

「いただきま~す!」 は食事の前のごあいさつ

さて、いったい何をいただくのでしょうか?
それは、“命”でよすね。誰しも命をいただくことでしか、命は繋げません。
その命の繋がりは、決して自分だけのモノではありません。
天、地、海、木や草花、虫や鳥やその他すべての命と繋がっています。
私たちは、その大自然の中で生かされているんですよね。
命を繋ぐ大切な食。
「これを食べて元気に楽しく暮らして欲しい」 
これが、作り手からの心からのメッセージです。

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藤原養蜂場

かつて日本には1万5千人位の養蜂家がいましたが、今では約3千人前後。それにともない、飼育箱数も減少しています。
養蜂家が減っているということは、自然が減っているということでもあります。
樹木がどんどん伐採され、養蜂に適した里山が荒廃していく。
農薬、公害の問題さらに気温も急激に変わってきていることから、今までと異なるタイミングで植物が開花してしまったり、違う植物が勢力を持ってしまって、養蜂家の勘が外れてしまう。
本来、人間は自然から生まれ、自然と相互扶助の関係なだ。山の木々を大切にして、その恩恵に預かってミツを味わえる…そんな風に感じて欲しい。そうおっしゃるのは、岩手県盛岡市、藤原養蜂場の場長、藤原誠太さん。
たくさん花が咲いているのを見ると、「わぁ~早くミツバチを解き放ちたい。ミツバチがうれしいから自分もうれしい」と半分ミツバチのような人です(笑)。

実はアレルギー体質でした
家業をこよなく愛する誠太さんですが、実はミツバチに刺されると腫れ上がり死ぬほど苦しむアレルギー体質でした。
学生時代それをどうしても克服したくて彼は、“毒を持って毒を制する”がごとく、わざとミツバチの針を刺し、腫れが治まりかかったころにまた刺す、ということを何度も繰り返し、なんとアレルギーを克服してしまったのです。今では、急速減感作療法で知られますが、当時医者からは、「治ったのは偶然で大変危険なことだ」といわれたそうです。
それほどに、誠太さんがミツバチにかける並々ならぬ思いがあるのです。
私にまで「大阪の町中でも巣箱を置いて蜜を取りませんか? いい巣箱ありますよ」って本気で言うぐらいですから(笑)

創業者は誠太さんの祖父。7歳か8歳のころからミツバチのミツを採り始めて、18歳で東北で初めての専業養蜂家になった方です。
昭和62年に95歳で亡くなりましたが、養蜂一筋の人生だったそうです。誠太さんの熱い思いは祖父譲りなんでしょうね。
そんな祖父の憧れだったブラジルでの大規模養蜂に、誠太さんも夢を描き1年かけて現地実習もして移住計画をたこともあったそうです。
「これ!」と思ったら一心不乱につき進む。蜂が花を見つけたときのようですね(笑)。

日本ミツバチが教えてくれたこと
通常私たちが口にするのは、西洋ミツバチが作った蜂蜜です。
かつて日本ミツバチは、飼育が難しいと考えられ、また蜜の採集の量も少ないため、大正時代ごろから西洋ミツバチにとって代わられました。
しかし、よく調べて見ると、日本ミツバチは、西洋ミツバチがかかる法定伝染病のフソ病などの病気や、最大の天敵である大スズメバチにも強く、日本の風土にあった性質が一つの環となっていることを知りました。
また(またを取る)日本ミツバチは、数は少ないけれど決して弱いわけではない。「こういう生き方もあるんだなぁ」と日本ミツバチに魅せられ、いつしかブラジルの夢はすっかり忘れてしまったそうです。
「海外で誰かを押しのけて巣箱を増やして数で勝負するのではなく、祖父から教わった技術や自分で工夫して来たことを生かして“質”で勝負したい。
芸術的な面で喜べるほうが、本当の喜びだ」との想いで、日本で養蜂家として生きる決心をしたそうです。また日本の在来種ミツバチを守る活動も精力的に取り組まれています。

ティースプーン1/3。それが一匹のミツバチが一生かかって集める蜂蜜です。
そう思うと一滴のミツも無駄には出来ませんね。
里山の自然を思いながら、美味しい蜂蜜をぜひ。

日本在来種みつばちの蜂蜜 タレ蜜・にごり 各2,600円(300g)
にごり:巣ごとかき出して中にある蜂蜜・ローヤルゼリー・花粉・蜂の子・蜜ろうもろとも生でもしくは火入れをし、粗目のアミを通しただけのものです。
なので非常に栄養価が高く、古来より民間薬・滋養食として重宝してきた歴史がありました。しかし、くせのある味で花の蜜というよりは、黒糖に薬草が混ざったような…そんな感じです。 タレ蜜:藤原さんの人工巣の成功により、蜜だけを取り出したのがタレ蜜です。日本ミツバチの性質上色々な花の蜜が混ざるので、複雑で濃厚な味わいです。

そめいよしの 一番蜜 2,100円 (300g)
季節によって色々な蜜が取れます。こちらは春の代表ですね。一番蜜とは、山に設置した巣箱に通い、できたてを採取し火入れ殺菌せずに生詰したもの。やはり風味が断然違います。
(その他 一番蜜 : れんげ、みかん、くり、などもあります)
一番蜜とは 一番蜜は特に神経を使って花の最盛期にとれた蜂蜜だけを選んでおり、学者が研究に使えるほど花別の純度が高い蜜です。
また、藤原さんの蜂蜜は低温下で瓶詰めを行うので、有効な「酵素」や「ビタミン・ミネラル」を損ねる事はなく、特に一番蜜は熟成度や糖度を細心の注意を払って管理しているもので、さわやかで活きの良い、養蜂場現場そのものの味を楽しむことができます。

そばの花 純粋蜜   1,100円 (300g)
世界的に一番栄養豊富な蜂蜜。鉄分、ビタミンA,B1,B2が多い。色は真っ黒で、黒糖のような味わいです。ちょっとクセはありますがこの味に慣れると、やめられないようです。

純粋蜜には国産と、藤原氏が指導し提携している海外の蜜がブレンドされています

きんかんの花 純粋蜜 1,100円 (300g)
甘酸っぱい香り漂うチャーミングな蜂蜜。パンに塗ったり、紅茶に入れたり、あっさりとクセのない食べやすい蜂蜜です。
(その他 純粋蜜 : あかしあ、栃、りんご など)

あかしあの花 純粋蜜 ミニボトル 540円~ (120g ミニボトル)
北日本の代表的な蜂蜜。日本では明治以後植林され、現在では山野に自生しています。何にでも使えるクセのない味。 使い勝手の良い便利なチューブ入りです。 (その他 純粋蜜 ミニボトル : 萩、藤の花 など)

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木次乳業

自然の中で育まれた美味しい牛乳をご紹介
あっ、そっか!
「牛はいつでもお乳を出すと思っていませんか?
牛も人も同じ、赤ちゃんを産んだときしかお乳は出ないんですよ」
98年頃だったでしょうか、初めて木次さんを訪ねた時、そう言われて、「あっそっか!」
当たり前のことですが、私はそれまでは考えたことがなかったです。

こちらは、島根県にあります木次乳業さん。
日本ではじめて、パスチャライズ(低温殺菌)牛乳を開発したことでも有名です。
佐藤忠吉さんは、自らを百姓と名乗り、食べることは、生物の命をいただくことであり、自然に逆らわない生産、食品製造業の要は素材に尽きるとし、その理念のもと創業されました。

自然に逆らわない
日本は山の国です。大草原で放牧をしようとすると、山を切り崩さないといけません。何とか山岳地帯でも飼育できる牛はいないだろうか・・・。そう考え選んだのがブラウンスイス種です。山登りが上手で乳に含まれる脂肪分などが飲用に適しているそうです。
木次さんでは、朝8時に牛舎でお乳を搾ります。あっ、その牛舎がちっとも臭くないんですよ。終わると、みな個々に横手の山“日登牧場”にブラブラお散歩に出かけます。山で草を食べたり、遊んだりしながら、4時頃になると呼びに行くわけでもないのに、ならんで牛舎に帰ってきます。そして二度目の搾乳。これで一日終わりです。
牛は、みんな優しいイイ顔をしています。ブラウンスイスの乳は週に4回しか出荷されません。それは、乳の量もあるようですが、仔牛の為でもあります。普通の酪農は効率化のために仔牛に初乳すら与えません。そして常に子どもを産ませて出来るだけ多くの乳を搾り出そうとします。でも、木次さんは仔牛のおこぼれを人間が頂くといった考え方ですね。

健康な牛からしか美味しい乳は出ません。
昭和30年代、農業に農薬や化学肥料が使われ出した頃、牛にも異変がおきました。原因不明の病気に悩まされ、それが農薬中毒だとわかってからは、伝統農法を見直し有機農業への取り組みを始められました。牛には、遺伝子組み換えでない配合飼料、牧草を与えストレスなくのびのびと飼育されています。
せっかくの牛乳、“美味しい生に近い状態で飲んで欲しい”と考えパスチャライズ(低温殺菌)&ノンホモ(脂肪球を攪拌しない)を導入。
この殺菌方法にするには、より厳しい衛生管理と乳の質の高さが求められます。
牛乳独特のあの臭いのは超高温殺菌(普通の牛乳の殺菌方法)によるもので、また栄養成分にも影響があるようです。

美味しい牛乳、大切にいただきます
一頭一頭大切に飼育され、従業員のみなさんも家族のようです。
牛乳は激しく賛否両論があります。私も木次さんを訪ねるまでは牛乳には批判的でした。でもこんな風に考えて、やさしい牛で・・・。飲むなら木次さんのをと思いました。
どうも牛乳は体に合わないという方でも、なぜか“この牛乳なら美味しく飲める”とおっしゃって下さる方が多いのが不思議なような納得のような。

牛乳の配達車に、“赤ちゃんには母乳を”の文字が印象的でした。

毎週土曜日のみ入荷
●山岳牛乳 パスチャライズ・ノンホモ
  ブラウンスイス牛乳 500ml 250円 /1L 390円
●ヨーグルト、チーズなど。

季節限定 平飼いの卵×牛乳
●「牧場のプリン」
●アイスクリーム 「マリアージュ」

こちらは店頭販売のみとなっております。

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飲料

自然の恵みが生みだした無限の生命をふくんだ果実

果実はおいしいだけでなく、古来よりその力を健康維持&増進に役立ててきました。 ビタミン、ミネラルそして色素に含まれる成分など… そんな大切な栄養分が損なわれないよう、注意を払い無添加でジュースに仕上げました。 また、昔ながらの製法で造られた黒酢や梅果汁、果実の特徴を生かした健康飲料など。 皆さまの健康維持&増進にぜひお役立てください。

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上門農園

和歌山県の有田といえば・・・ “みかん” ですね。
もうすでに飲まれた方も多いかと思います、このみかんジュース。このページではそのジュースの元 「紅俺ん路(べにおれんじ)みかん」を作っている、上門(うえかど)農園さんをご紹介します。

社長の上門さんは、みかん農園7代目です。農業学校を卒業後、さらに、みかん専門の農法を学ばれ、その後も、12年間農園に専門の先生に来てもらって指導を受けていたそうです。
昭和49年の複合汚染が問題になった頃、上門さんは、“無農薬でみかんを作る人“ として、注目を浴びました。

農園を案内
ご覧になれますか?みかんの木の根元には、たくさんの雑草が生えているのを。
上門さんは「大事な宝の雑草じゃ、さぼっとる訳じゃないで~」と。 また、ある山の大きな銀杏の木の周りに、もの凄い生命力のある土があって、そこの土を堆肥に混ぜ農園に蒔いているそうです。そうすると非常に実りがいいのだとか。そして、こんな面白いお話も伺いましたよ。 畑の裏に池があって、その池に鯉を放せばすぐ死ぬし、何の植物も生物も育たない死んだ池で。ある日、その池にこの山の土一握り蒔いみたら、なんと次の日、大量のメダカが発生したそうです。死んでた池に生命が ・・・ 。
びっくりして、30分ぐらい呆然と眺めていて、ハッとして大慌てで連絡をもらいました。と連絡をもらいました。
“生きている”とは、不思議なことですね ・・・ 。

多くを学び実践してきた上門さん。現在は今までの農法を全て捨て「オルガ農法」に取り組んでいます。
細かい説明はまたにしますが、要は、農法が本物であるなら、植物は本来の強さを取戻し、残留農薬も硝酸態窒素も、自ら解決する生命力を発揮し、生命力にあふれた糖度の高い美味しい作物になるとのこと。実際、上門さんのみかんは1粒たりとも糖度14度以下のものはありません。
「ぼくはね、有機や無農薬には興味はないんだよ。 旨いみかんを作りたい! ただそれだけなんよ。その為なら、今まで学んだ農法を全て捨てることも惜しくない。 ぼくはね、過去を捨てられる男なんじゃわぁ。意外と息子の方が昔の農法にこだわって、ぼくの新しい農法をやらんのですわ~(笑)」 と。
とても勉強熱心で、でも非常に柔軟で明るく、冗談ばっかり言っている上門さん。
でも最後に一言、「農薬を使わない工夫は、いくらでも出来る。でも美味しいみかんにすることは、なかなか難しいんよ」 と。
なるほど彼のみかんが美味しい秘密が少しわかりました。そして、このみかんの皮を丁寧に剥いて絞ったジュースは、贅沢な逸品です。よくお見舞いにも使って頂きますが、これを飲んで元気になるのは見えない力があるからかも・・・ですね。

紅俺ん路(べにおれんじ)みかん
「紅俺ん路」 とは外皮が紅色をした高糖度温州みかん ( 山下紅 )を木で完熟させ、さらに厳選したものに農園が名付けた名前です。元々酸味が高く嫌われ者のみかんです。
でもその酸味はじっくり熟すとたっぷりの甘みに変わります。非常に時間と手間暇がかかるので、今では育てる人がほとんどいなくなってしまった品種です。

● 究極のみかんジュース  1本 ¥1,290 3本(化粧箱入り) ¥4,200
「なんでこんなに美味しいの?」
はじめて飲まれた方は、皆さんそのおいしさに驚かれます! 「こんなジュース飲んだことない!」 「えぇー何?これジュース」と目を丸くされます。
その美味しさの秘密は・・・

  1. 上門さんが手塩にかけた、完熟 「紅俺ん路みかん」 のみを使用。
  2. みかんの皮を手で一つずつむいて、果肉だけを搾ります。
  3. 濃縮還元していません! ストレート果汁です。
  4. 低温、低時間の殺菌なので、みかんの風味が生きています。
  5. もちろん、香料、保存料、着色料等は一切使用していません。etc.

● 幻の俺ん路みかん
S サイズ 5kg ¥4,500 / Mサイズ 5kg ¥5,000
期間限定販売(12月末)の完熟 「紅俺ん路みかん」 です。

その他、田口みかん、はっさく など、上門さんの季節ごとの美味しい果物を、今月のおすすめにて随時ご案内致します。どうぞお楽しみに

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フルーツ飲料

せっかくの美味しい果実をジュースにするのですから
出来るだけ、ありのままの味わいを楽しみたいですよね。
実は、本来ジュースとは「果汁100%のもの以外は、『ジュース』という名称で販売できない」とJAS法で定められています。
無添加で仕上げたコクのある味わいなので飲んだときに満足感が違います。
果実の恵みを、ぜひジュースでも味わってくださいね。

● 紅俺ん路 みかんジュース (100%ストレート果汁)  和歌山県産 720ml ¥1,050

なんと1個75円~150円もする平均糖度13度以上の驚異のみかんが1瓶で16個も入っています。
それを丁寧にひとつひとつ皮をむいて果肉だけを絞っているので、皮の苦味や酸味、油分など入りません(パルパー方式)。
だからこんなに美味しいんですね。飲まれた方はもう病みつきです! 
お見舞いやご進物にも大変喜ばれています。ぜひ、一度飲んでみてください。本当にスゴイですから!

● 飛騨特産 まるごとりんごジュース (100%ストレート果汁)  550ml ¥600

甘~く熟したりんごを丸ごと搾っただけの、100%の天然りんごジュースです。
『1日1個のりんごは医者を遠ざける』といわれように、りんごにはミネラルや食物繊維が豊富です。
りんごは、食べて良し、飲んで良し!酸味は柔らかく、あっさり甘口タイプです。

● 山梨県産 アルプス ぶどう液 (100% 濃縮還元) 550ml ¥525

赤ワインに含まれるぶどう由来のポリフェノールが含有していますので、アルコールが苦手な方にも大喜びして頂けます。
ブドウ果汁(ワインを含む)は抗酸化作用や、血管に対する優れた健康効果が調べつつあり、科学的根拠も増えてきている注目の食材です。
こちらは、コンコード種を使用した甘口タイプのジュースです。

● とまとジュース (100% ストレート果汁) 500ml ¥480

完熟の桃太郎トマトをまるごと搾っただけのトマトジュース。1本に約5個分のトマトがギュッと入っています。塩分は控えめの0.1%

● シークワーサー100 (ストレート果汁100%) 500ml ¥2,100

クエン酸たっぷりの酸っぱい沖縄のフルーツ。炭酸で割ってお好みで蜂蜜をプラスして爽やか飲料として。
また泡盛や焼酎にプラス。レモンの代わりにお料理に使ってもおいしいです。

● ブルーベリージュース (果汁100% 濃縮還元) 720ml ¥1,360

眼病予防や、血管を丈夫にするといわれているブルーベリー。そのエキスを無添加でジュースにしました。
濃厚なのでそのまま飲んでも、ゼリーやシャーベットのおやつにしても美味しいです。

● ざくろジュース (果汁100% 濃縮還元) 720ml ¥1,360

原産国のイランなどでは、よくお料理にも使われているザクロ&ザクロ果汁。甘酸っぱいさっぱりとした味わいです。

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スキンケア

自然派スキンケア

毎日そして長く使い続けたいから原材料、製法にこだわった納得のいくモノを。
シンプルに、何も足さず必要なものだけをギュッと閉じ込め職人の技で仕上げました。
年齢、性別にかかわらず、みんなに使って頂きたいシンプルスキンケアです。

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ナチュール ゲルホーム クリーム

“お肌を健康な状態に戻す!” をコンセプトに作られた 自然派化粧品 『 ナチュール ゲルクリーム 』
余分なものは全て取り除き、お肌に必要なものだけを詰めました。

肌が必要としているのは、水分です! 水分が不足して乾燥してしまっているのが肌荒れの一番の原因。それなら、たっぷりの水分を補給してあげればいい!という発想から生まれたクリームです。

どんな人が作っているの?
山崎さんご夫婦で開発製造と営業を分業されている小さな会社です。
『地球にやさしく、人にやさしく、お肌にやさしく』をキーワードに、『もともと健康的な肌は何もいらない状態のことだ』 と考え『ただ戻してあげるために、どうしたらいいのか』という考えで作られています。

どんな成分でできているの?
お肌にやさしい水が80%と、オウゴンエキス、カワラヨモギエキス、オリーブスクワランスなどの 14種類の天然由来成分から作られています。痛んだ肌に、たっぷりの水分を与えてあげることが、お肌にとって最高のケアです。
お風呂上りは、お肌が荒れている人でも、プルプルになりますよね。
つまり、“蒸発しにくい肌づくりが重要だ” と考えた時、肌への親和性が高い、“ゼリー状のお水” というシンプルなコスメになりました。
もちろん無香料、鉱物油、界面活性剤は使用していません。

安心・簡単・経済的
頭や手足そして全身に使えて、ベタつかず自然な形で肌になじみます。
乳液も化粧水も “これ一つあれば、他は何も要らない!” ので簡単便利! 一度お使い頂いたお客様からは、『もう手放せない!』というお声をたくさん頂いています。
まだお使いでない方は、ぜひ一度お試しください。

ナチュール ゲルクリーム シリーズ
● ゲルクリーム  180g ¥3,675  詰め替え用 700g ¥9,450
お肌に不必要なものを省いて、より自然に近い状態でつくられた水分80%のゲル状のクリーム。
乾燥肌、敏感肌、赤ちゃんからお年寄りの方までおすすめです。お顔、手、腕、かかと、頭皮、髪、全身にお使い頂けます。お風呂あがりやお休み前に、また化粧下地としてもぜひ。べとつかず、しっとり、すべすべのお肌に。

● ピーリングゲル  75g ¥1,890
通常28日周期ではがれる角質は、年齢と共にスムーズにはがれにくくなり、乾燥、くすみ、小ジワ、シミの原因になります。
週1~2回のご使用で新陳代謝を活発にし、お肌につやと透明感を取り戻しましょう。

● クレンジングゲル   75g ¥1,365  200g ¥2,940
洗顔とメイク落としが一度にできてとっても便利! お肌になじみやすい洗顔料です。

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桶谷石鹸

最近では、よくテレビの取材も受けられ、ご存知の方も多いかと思います。私も大ファンですし、もう手放せないとおっしゃるお客様も少なくありません。
当店の隠れた人気商品 「無添加石鹸」 を造っておられる、石鹸職人 「桶谷正廣さん」です。
工場見学させていた時のお話しを交えながら、ご紹介致します。

創業昭和26年、城東区関目にその工場はあります。
この辺りは、古くから石鹸工場が点在する町で知られています。
時代の流れで、周囲の石鹸工場が次々と合成加工石鹸メーカーへと変わってく中、桶谷さんだけは、天然素材を使った昔ながらの手法をかたくなに守り続けてきました。
彼の造る石鹸の素材は、牛脂、ヤシ油、苛性ソーダーと、いたってシンプル。現在の石鹸の多くは、すでに出来あがった石鹸素地を加工して、香りを付けたり、形を変えたり、保存性を高める為に、多くの合成物質が使われています。

昔ながらの製法 少量でも本物を
桶谷さんは、直径2mほどの大きな釜で牛脂とヤシ油を炊きます。
これは、油脂を脂肪酸とグリセリンとに分ける作業です。グリセリンは下方に沈み、それは捨てます。油脂屋さんに注文すれば、脂肪酸だけになったものが手に入るそうですが、それでは“職人である意味が無い” とおっしゃいます。
釜炊きをする事で、微妙にグリセリンが混ざり、それが肌にしっとり感を与えるそうです。
なるほど、理屈はよく分かりませんが、確かに桶谷さんの石鹸で顔を洗っても、全然つっ張らないですよね。
次に、苛性ソーダーを徐々に加え、けん化していきます。
「ここは石鹸との真剣勝負や。目をそらしたら、石鹸に失礼や」 と、摂氏何千度にもなる石鹸が飛び散る中、釜をじっと見つめ、かき混ぜ続けます。
そして、「今だ!」 と塩を入れ (このタイミングが難しいそうです)、不純物と石鹸を分離させ、そのまま約30時間熟成させます。
その後、四角い型に移され練って空気を抜いて、2日間熟成させ、出来たものをピアノ線で切り、すのこの上に並べ乾燥させてやっと出来上がりです。そして、完成品を 「パクリ」。食べて確認されていました。ビックリしましたが、ネズミもよく食べに来るそうで…。
「油脂だし、添加物入っていないからな~ねずみは賢いから、添加物が入っているものは絶対に食べへんからな~」 と。「味見したら、一番出来がようわかる」 そうです。

造りに7~10日もかかり、作業の厳しさを考えると、手作りされる方がいなくなっていくのも分かりますね。今では、このような造りをされるのは、全国でも10人足らずだそうです。
そして、桶谷さんの後継者も、まだ決まっていないそうです。桶谷さんがいなくなったら、この石鹸は…。
私が使う一生分を買いだめしておこうかな? と思ったら、「この石鹸は、生きているから、出来たてを使って欲しい」 と言われました。保存料など入っていないので、変形したり、茶色くなったりするそうです。

石鹸を、ここまで思いを込めて造られているとは、感激しました。ぜひ後継者を!と強く思い、工場を後にしました。

桶谷石鹸 商品いろいろ
● 無添加石鹸  3個入り ¥505
石鹸職人の桶谷氏がつくる伝統の石鹸。着色料、香料、防腐剤をはじめとする、化学物質を一切含まない無添加石鹸。
素材は、牛脂、ヤシ油、苛性ソーダと、いたってシンプル。現在、いちから石鹸を作れる職人は、全国でも数人だけなのです。
お風呂に置いておくと頭の先からつま先まで、全身洗えてとっても気持ちいい! なかなか溶けないものうれしいですね。

豆乳石鹸  1個 ¥850
スタンダード石鹸も、天然グリセリン効果で、お肌がしっとりしますが、豆乳入りは、その効果を更に強化した感じです。主に洗顔用としてお使い下さい。

コラーゲン石鹸  1個 ¥980
コラーゲンが、肌の表面に水分をキープしてくれ、洗い上がりのしっとり感かアップします。洗顔用に一番人気です!

洗濯用液体せっけん  2L ¥1,680   詰め替え用 1L ¥685
肌に直接触れるものは、それを洗う洗剤にも気を使いたいですね。
アトピーなどでお困りの方で、石鹸や食べ物に気をつけているのに、どうも良くならないとお悩みの方、1度洗剤を変えてみられてはいかがでしょうか?

リンスのいらないオリーブシャンプー  300ml ¥2,100
髪の毛ではなく、頭皮(地肌)を洗うためのシャンプーです。
健康な髪は、健康な頭皮からしか、生えません。シャンプーなどは、石鹸以上に多くの化学物質が使われています。
“赤ちゃんの為に”と、桶谷さんが長年の研究の末ようやく造ることのできた、入魂の自信作です。

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おすすめ商品

http://www.vin-sante.com/product/diary.cgi

ワインスクール

「今日からちょっとワイン通」ワインスクールのご案内

はじめに30分ほどワインの講座をお聞き頂き、あとは簡単なおつまみと共に試飲して頂きます。
毎回6種類(年間60種類)の試飲を通じて、あなたのワインの世界がぐっと広がります。
今までは飲まなかったようなワインでも、飲んで見ると「あら、おいしー」なんて発見も多いですよ。
第一回目はワインとは? から始まり、終了時には、好きなブドウの品種が言えるようになったり、レストランでのワイン選びが楽しくなります。
1年を通して同じクラスで共に学び共通の趣味(ワイン)で楽しむことで、お互い素敵なお友達になられています。
「今日からちょっとワイン通」 そんな気軽で楽しいスクールです!

● 住之江校
4月、10月入学 毎月1回の10回コース 初級~上級 場所:中加賀屋(当店向かい)
● 芦屋校
入学随時 不定期 5500円(グラス購入の場合は5000円/1回) 場所:阪神芦屋駅徒歩すぐ

詳しくはお問い合わせください。

注):ソムリエやプロを目指すスクールではありません。

ニュースレター

おかげさん

http://www.vin-sante.com/okagesan/diary.cgi

emu's view ~栄養士の視点~

http://www.vin-sante.com/emus_view/diary.cgi

イベント情報 & トピックス 掲示板

http://www.vin-sante.com/event/diary.cgi

プロフィール

ばんどう酒店のご紹介

戦前は、淡路島で造り酒屋を営む。船で酒を運び大正区で造った酒の小売をはじめる。戦後、酒販免許、区画整理等のため昭和26年8月、中加賀屋公設市場に移店となる。この頃には酒蔵は廃業し、酒販店のみとなっていた。平成11年公設市場はセルフ形式となり、その中で個人店として営み現在に至る。従業員:家族3人。

営業時間
AM.9:00~PM.19:00
定休日
火曜日
所在地
〒559-0016 大阪市住之江区西加賀屋3丁目2-23
TEL./FAX.
06-6681-1710
お知らせ

ばんどう酒店が入店する商業施設 「コーセツ加賀屋」は、2011年3月15日をもちまして閉店いたしました。
それに伴い、当店は只今 仮店舗にて営業いたしております。お客様にはご不便おかけいたしますが何卒宜しくお願い申し上げます。

仮店舗所在地 〒559-0016 大阪市住之江区西加賀屋3丁目2-23

フード コミュニケーター 坂東武子

言葉を持たないモノに込められた意思や感情などを皆さまにお伝えします。また、食を通して楽しい人と人との繋がりが出来ればと思っています。

商店街のど真ん中、八百屋、魚屋、肉屋さん・・・それぞれのプロが目利きをした商品を自慢げに威勢よく売っていく。そんな中で育ちました。中でも製麺所のおじいさんの所が好きでよく麺を作っているところ見に行っていましたね。
高校を卒業後、1年半ほどイギリスへ。帰国後は働きながら、家業を手伝う。
98年ドイツのワイナリー、99年フランスのワイナリーを初めて巡り、机上とは全く違うということを知る。また同時に日本の食の生産地も訪れるようになる。
造り手にお会いし、お話を伺うたびに自分に知識のなさを痛感。また良い食べものが多い反面、食べること、飲むことで病気になる人も多いと気づく。マクロビオテックをはじめとする多くの民間食事療法の渦の中、現代栄養学が軽視されているような現状にも疑問を感じ、何が一体正しいのか? なぜ病気になるのか? そもそも食べるとはどういうことか? そしてもっと食品自体についても深く学びたい・・・。
そんな思いから03年大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校に入学。
卒業後は病院に勤務し3年後管理栄養士を取得。
現在は,管理栄養士の仕事と同時に家業にも力を注ぐ。

私の想い

本当は自分が造り手、職人と呼ばれる人になりたかったかもしれない・・・
でも残念ながら造り手になれるほどの、精神力と忍耐力を持ち合わせなかったようで・・・だから彼らが作ってくれたモノを皆様にお伝えすることで少しは彼らの一部になれたらなぁと思っています。
手間暇を惜しまず、皆様から 「美味しい」 のただ一言が聞きたくて直向きに取り組むその姿にはいつも心が打たれます。農薬や化学肥料を使った農業、現代の醸造技術をもってすればもっと早く、安く、見た目もよく、美味しそうに造ることは簡単です。
でも彼らはそれをせず、厳しい道を選んでいます。
なぜか・・・。
「“美味しい”を追求すると自然とそうなったんだよ。無農薬や無添加などにこだわったのではなく、これは自分が目指す “美味しい” を造る通過点に過ぎない。」
「また人間も自然界の一部であり、決して切り離すことはでない。自然界にとって悪いことは人間にとっても悪いこと。この大地は子孫から借り物だよ」 と教わりました。
ゼロから何かを育んでゆくというのは並大抵のことではありません。毎年、毎日天候に左右され、決して自分の力ではどうにもできないことだらけです。それでも、この考えを信じて貫き突き進んでゆく。
そんな大地のエネルギーと造り手も想いのこもったワインや日本酒、食品。これらは皆様を心から楽しませてくれます。なぜなら、造り手の仕事が喜びに溢れているから!
 

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